『その年、私たちは』で“片想いの男”と呼ばれたキム・ソンチョル、これから目指す俳優像とは?【インタビュー】

2022年11月26日 話題

実録に記録されている昭顕世子の死を、映像で表現した場面は映画の中の白眉だ。「全身が全て黒光りし、目鼻口の7つの穴からは鮮血が流れ出るので、まるで薬物中毒になって死んだ人のようだった」という文章のように、劇中の昭顕皇太子は目鼻口から濃い血を流す。これについてキム・ソンチョルは「観客が衝撃を感じることを願った。目鼻口に血を重ねたりもした」と満足感を示した。

劇中では、息子を毒殺した残酷な父親である仁祖役のユ・ヘジンとの共演も話題だ。「以前、ユ・ヘジン先輩が出演した映画で、先輩の子役のオーディションを受けたことがある。当時、オーディションチームも私が先輩に似ているので呼んだと言っていた」とし、「現場で“お父さん”と呼ぶと、先輩は“私はあなたのような息子を産んだことはない”と笑ってくれたりもする。最近、映画のPRの現場で会うと『どこへ行っても君の広報だけをしている』とおっしゃる。感謝しかない」と抑えきれない感謝を伝えている。

(写真提供=NEW)キム・ソンチョル

2014年にミュージカル『思春期』でデビューしたキム・ソンチョルは、まもなくデビュー10年目に入る。「デビュー当初は次の公演に私が立つことができるか悩んだが、この10年間、一生懸命生きてこられた。意味深い」と自評。それとともに「今は“シーンスティラー”よりも、“チートキー”と呼ばれたい。「私の演技を通じて、劇の展開が簡単になったという意味で“チートキー”と呼ばれたい。これ以上、シーンを盗むよりは劇に交わりたい(笑)」という願いを明らかにした。

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