女優のミン・ジヨンが夫でショーホストのキム・ヒョンギュンとの愛を確認し、視聴者に感動をもたらした。
11月4日、世の中のすべての別れ、そして新たな始まりを描くMBNバラエティ『熱くさよなら』（原題）第2回が放送された。
今回はドラマ『夫婦クリニック』で“国民不倫女”と称され、大きな愛を受けたミン・ジヨンと、彼女の夫キム・ヒョンギュンがゲストとして登場。2人は結婚後、5年間にわたって互いを縛っていた痛みを分かち合い、真の愛の意味を再確認することとなった。
番組レギュラーのユジン、ウン・ジウォン、ファン・ジェソンは、ゲストが送った協議離婚申請書を見て驚きを隠せなかった。ユジンは「（この書類は）本当ですか？申請書をまだ提出していないようだが、再び関係を構築したくて、ここに来るのではないか」と推測した。
そして3人の前に登場したミン・ジヨンとキム・ヒョンギュンは、「（協議離婚申請書を）代わりに提出してくださってありがたい。今年8月初め、合意の下でサインをした」と明らかにし、スタジオに緊張を走らせた。
3人はどのような事情が隠されているのか心配しながらも、夫婦の新たな出発を助けようと汗を流すことに。「ワタリガニ鍋が食べたい」というミン・ジヨンのウィッシュリストを叶えるために、直接市場を訪れ、新鮮なワタリガニを買ってきたあと、たっぷりの鍋料理でもてなした。
3人の真心がこもった料理を食べたミン・ジヨンとキム・ヒョンギュンは、協議離婚申請書を書くに至った経緯を打ち明け始める。
まずキム・ヒョンギュンが「最初から少し間違っていたのが、私たちが遅い年齢で結婚したため、子供のことは一旦置いておいたが、ハネムーンベイビーができた」と切り出した。
続いてミン・ジヨンは「私のお腹に新しい生命ができたというから、とても神秘的で嬉しかった。ところが、しばらくして、子供の心臓がドキドキしないという診断を受けた」とし、残念ながら第一子を見送らなければならなかった痛みを告白。加えて2度目の妊娠でも“子宮外妊娠”で流産することになり、実の子供のように育てていた愛犬まで亡くなってしまったという。
重なる不幸についてミン・ジヨンは「とても大変で、本当に癌になりそうだと思った。ところが愛犬が去り、実際に40日後に（甲状腺）癌の判定を受けた」と吐露。涙があふれるミン・ジヨンに対して、ファン・ジェソンは「このすべてのことはお姉さん（ミン・ジヨン）のせいではない。この話は必ずしてあげたい」と心から慰めた。
大変な妻をそばで見守っていたキム・ヒョンギュンも徐々に疲弊。ミン・ジヨンは「離婚を決心した最大の理由は子供だ。一方で罪悪感もある。夫が元気で若い人と出会って結婚していたらと思うと…。すべてが私のせいだった。結婚後5年が人生の暗黒期になってしまった。このすべてを終えることで、私たちがそれぞれ幸せになれると思って協議離婚書にサインした」と離婚を決心するまでのプロセスを伝えた。
だが去る8月、突然のバイク事故を契機に、お互いに向けた愛が変わらないことに気づき、離婚書類の提出を先送りすることになったという。
ミン・ジヨンは「もし結婚しなかったら、ハネムーンベイビーを妊娠しなかったら、子供を産むために奴隷のように生活しなかったとすれば、色々な考えで大変だったし、逃げたかった。（夫に）逃げようと言ったら、本当に行くと言っていたよ。それで一緒に逃げることにした。すべてをやめて、目的地のない新婚旅行で遠くへ行くことにした」と話した。
しばらくしてミン・ジヨンは、2人の思い出が込められた写真と花道、風船などできれいに飾られた部屋の中で、夫からのビデオレターを観ることに。映像の中でキム・ヒョンギュンは「私たちの結婚式映像を見たが、本当に恥ずかしかった。妻を守れる心強い夫になることを約束したが、その約束を一つも守れなかった。もう一度機会を与えてくれれば、すべてのミスを挽回し、一生そばで幸せにしてあげられる夫になりたい。私と一緒に再び新婚旅行に行ってくれることになって感謝しているし、愛している」と2度目のプロポーズをした。
愛の告白を受けたミン・ジヨンは部屋から出てきたあと、花束を渡し、再び跪いた夫の手を温かく握り、2人は協議離婚申請書を燃やした。そして「チューして」と3人がはやし立てると、幸せのキスを見せ、一日を終えることとなった。
このように、結婚5年間で様々な試練をともにしたミン・ジヨン、キム・ヒョンギュン夫婦は協議離婚書を燃やし、視聴者たちを感動の渦に巻き込んだ。
MBNの共感リアリティ『熱くさよなら』は、毎週月曜22時40分より放送中だ。
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