第3四半期にアルバムを発売したHYBEのアーティストとしては、SEVENTEEN、ENHYPEN、NU'EST、BTS・J-HOPEなどがおり、公演売り上げとしてはSEVENTEENとTOMORROW X TOGETHERのワールドツアー関連の売り上げが反映された。
グッズやコンテンツ、ファンクラブなどが含まれた間接参加型の売上額は2393億ウォン(約239億3000万円)を記録した。間接参加型の売り上げの場合、HYBEアーティストのワールドツアーにともなうクッズ販売増加分とコンテンツ、ゲームなどの成果が均等に反映され、増加傾向が目立った。
ただ第3四半期の営業利益は、前年同期比8%減の606億ウォン(約60億6000万円)だった。
新人デビューのためのオーディション番組の制作費用や、オフライン公演の原価が反映された理由だ。新規アーティストのデビュー関連の費用は、アーティストたちが成長するにつれ、収益に還元される潜在力が大きい部分だ。オフライン公演の場合、今年行われた公演を通じて確認した需要に基づいてさらに規模を拡大し、より良い収益性を確保できるものとHYBEは期待している。
ハイブはこの日の実績と共に、中長期成長戦略を盛り込んだロードマップも紹介した。マルチレーベル戦略に基盤を置いた成功方式の適用範囲をグローバル市場に拡大し、技術に基づいたファン体験、およびエンターテインメント事業の境界のない拡張を模索し、投資と協業の可能性も開いておくというのが核心だ。
近いうちに株主価値向上のための株主還元策が施行される可能性も示唆した。HYBEのパク・ジウォンCEOは「自己株式の買い入れと配当を含む中長期株主還元策を検討中」とし、「2023年初めには株主還元策と関連した、もう少し具体的な計画を申し上げる」と明らかにした。
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