韓国人タレントのキム・ヨンチョルが梨泰院(イテウォン)で発生した大規模な転倒事故に言及し、犠牲者を追慕した。
キム・ヨンチョルは10月31日、自身がパーソナリティを務めるSBSパワーFMのラジオ番組『キム・ヨンチョルのパワーFM』で、29日に発生した梨泰院の転倒事故に言及した。
29日夜、ソウルの繁華街・梨泰院では大規模な転倒事故が発生した。
当時はハロウィンを控え、梨泰院の中心にあるハミルトンホテル付近の下り坂になった幅4メートルの狭い路地に多くの人が殺到。
中央災難安全対策本部によると、被害状況は31日6時基準で死者154人、重傷者33人、軽傷者116人に上るという。
政府は事故を受け、11月5日24時まで国家哀悼期間を設けることを発表している。
「私も土曜日(29日)に撮影があり、その日の20時頃まで梨泰院で短い撮影を行い、撤収した」と語ったキム・ヨンチョルは、「つい数時間前までその場にいたので、より信じられない」と驚きを伝えた。
凄惨な事故に気が重いというキム・ヨンチョルは、「“(犠牲者の方々が)その道ではなく、別の道に進んでいたら”など、あらゆる考えが脳裏をめぐる。そのようなことを考えると胸が痛くなるほどだ」と心境を打ち明けた。
また、「2022年10月の忘れられない深い傷として残ることになりそうだ」とし、事故犠牲者への悲痛な心境を表していた。
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