メンバー脱退の試練も“成長の刺激”か…5人組となったLE SSERAFIM、パワーアップしてカムバック

2022年10月17日 K-POP #LE SSERAFIM
(写真提供=OSEN)10月17日に行われた『ANTIFRAGILE』発売記念メディアショーケース

リーダーのキム・チェウォンは「今回の新曲自体が楽しくもあり、舞台の上で自ら楽しもうとするところが変わった点だ。デビュー時は、絶対に頑張らなければならないと思って存分に楽しめなかったが、今回はステージのおもしろさをさらに知り、表情も豊かに出てくるようだ」と成長した点を挙げた。

また、デビュー曲の活動を終えてすぐにカムバックしたことについて、ホン・ウンチェは「5カ月は短いと感じられるが、テーマ、曲はデビュー前から準備されていた。デビュー曲の活動を終えるやいなや、すぐ録音と練習に突入することができた」と答えた。

キム・チェウォンは今回のアルバムに対して、「試練に直面するほど、より強固に強くなるという意味だ。困難が来ても実力と努力で克服し、LE SSERAFIMだけの道を開拓するという意味を込めた。試練に直面したときに勝ち抜く方法について語るアルバム」と説明した。

宮脇咲良は「5人のメンバー全員がLE SSERAFIMとしてデビューするまで、多くのことがあった。ドキュメンタリーでもその話が多く盛り込まれた。私とチェウォン氏は再デビューの負担があり、ユジン氏はアイドルをやめようともした。カズハは15年間やってきたバレエを辞めて悩みが多く、ユンチェは末っ子として合流しながら負担が多かった」と、『ANTIFRAGILE』に込めた自分たちの経験を伝えた。

続いてキム・チェウォンは「誰もがそうであるように、行く道がすべて花道ではない。それをどう受け止めるかが重要だと思う。LE SSERAFIMには目標があり、どんな困難が来ても乗り越えていくという気持ちが確固たるチームだという話をアルバムに溶け込ませようとした」と説明した。

(写真提供=OSEN)LE SSERAFIM

特にLE SSERAFIMのメンバーたちは、『ANTIFRAGILE』の収録曲の曲作業に直接参加したりもした。

収録曲『Good Parts(when the quality is bad but Iam)』の作詞に参加した宮脇咲良は、「このテーマにとても共感した。人が生きていれば、体調や状況が悪いときもあり、自分に失望するときもある。すべての瞬間を愛するというマインドがとても良かった。歌詞を書くときは韓国語と英語で作業しなければならなかったので難しかったが、翻訳機の助けを借りながら書いた歌詞が採択されて気持ちが良かった」と打ち明けた。

ホ・ユンジンは『Good Parts(when the quality is bad but Iam)』だけでなく『Impurities』『No Celestial』の作業にも参加した。彼女は「アルバムの収録曲は、私たちの話だと言える。そのためか、作業にもっと意欲が出た。聞く人も共感できるように、最も率直に私たちの話を込めようと努力した」と打ち明けた。自作曲がアルバムに載せられたことに対しては、「普段から作曲が好きで地道にやってきたが、デビュー100日を迎えて曲をひとつ公開すれば良いという意見を会社からいただいて、光栄にも初めて発表することになった。話したいことが多かったが、悩んだ末に重要な話は“ありがとう”ということだと思い、それからは自然に率直な話を盛り込むことができた」と明らかにした。

同名のタイトル曲『ANTIFRAGILE』は、大変な時間も成長のための刺激として受け入れ、それを通じてさらに強固になるというメッセージが込められた曲だ。

キム・チェウォンは「単語自体に試練と衝撃を受けるたびに強固になるという意味がある。困難が来たとき、成長のための刺激と受け入れ、その過程でさらに強くなるるという私たちの決心が込められた。アルバムのテーマを最もよく表現する曲」と明らかにした。ホン・ウンチェは「中毒性が強い。一度聞けばサビをずっと一緒に歌うことになるだろう」とし、「私たち同士で“LE SSERAFIMは中毒性なのか”と思うほど、歌詞とメロディーが耳に刺さった」と自信を示した。

(写真提供=OSEN)LE SSERAFIM

今回のタイトル曲も、やはりパン・シヒョク総括プロデューサーと、プロデューサーチーム「13」が呼吸を合わせた。ホン・ウンチェは「デビューアルバムのときが緊張状態で録音したとすれば、今回は意見もやりとりし、リアルタイムモニターもしながらデビューアルバムより録音がリラックスできて、スムーズだった。歌詞の細かいディテールを生かすことができたし、プロデューサーも録音が早く進行するとたくさん褒めてくれた」と話した。

「デビュー曲の2倍以上は難しい」

パフォーマンスについての話も伝えた。キム・チェウォンは「歌詞と合うものが多くて見る楽しさがある。難易度は本当に高い。動作と大型移動が多くて、たしかに難しかった。序盤は初めてやってみる動作が多くて消化しにくいと思うほど難しく、デビュー曲よりすべての面で一段階上がった感じ」と打ち明けた。

宮脇咲良は「『FEARLESS』より少なくとも2倍以上は難しい。『FEARLESS』が少しバラードのように感じられた」と困難を伝えた。ホン・ウンチェは「今回の振り付けを練習しながら実際に腕に筋肉ができた。練習室で筋肉がかっこいいといたずらをすることも多く、腕の筋肉を見せる動作と腹筋を使う振り付けが多い。難しいのが、表情は余裕がないといけない。余裕のある表情で、そうではないダンス」と説明した。

(写真提供=OSEN)LE SSERAFIM

また、ホ・ユンジンは今回のアルバムで重点的に見てほしい部分を尋ねられると、「難しい時間を過ごしたり克服したりしなければならない方々は、私たちのアルバムの最初の曲から順に聞いてほしい。楽しいビートの『ANTIFRAGILE』で気分アップさせ、『Good Parts』 で自らを励ましながら終えられればいいと思う。私たちの音楽を聞きながら、ヒーリングとパワー、共感を味わってもらえたらとても幸せ」と話した。

キム・チェウォンは「タイトル曲の他にも様々なパフォーマンスを準備した。パフォーマンスを準備するのが簡単ではなかったが、いろいろな姿をお見せしようと努力したのでカムバックショーもたくさん見てほしい」と頼み、カズハは「ライブ、舞台の練習をたくさんしてバラエティも準備した。私たちが一緒に撮る自己コンテンツをファンが気に入ってくれた。バラエティをするLE SSERAFIMが好きなようで、今回はテレビ、YouTubeを通じて多様な姿をお見せする予定」と予告した。

続いて、宮脇咲良は「LE SSERAFIMの実力が上がったと思ってくれたらうれしい。デビュー曲も頑張って準備したが、その時は音楽番組をしながら完成させた面もある。今回は初放送から上手にやりたい」と話し、ホン・ウンチェは「今回のアルバムを通じて見てほしい部分はメンバーたちのケミストリー、呼吸だ。普段も一緒にいると笑いもあって、おもしろい。その部分がステージでもよく見えてほしい」と話した。

『ANTIFRAGILE』はLE SSERAFIMが5人組となって初のカムバックでもある。キム・チェウォンは「デビューアルバムと2ndミニアルバムは同じ気持ちで熱心に準備した。愛して待ってくれるファンに良い姿を見せることが重要だと思い、一生懸命準備した。録音、練習時間に注ぎ込んだ」と説明した。

ホ・ユンジンは「デビューアルバムを準備して活動しながら忙しい時間を過ごし、その後も新曲を準備しながら努力と時間を注ぎ込んだ。今後する話を続けることができて楽しみで、さらに素敵で成長した姿をお見せする」と伝えた。またキム・チェウォンはメンバー減っただけに、「もっと頑張って準備し、強固になった感じでカムバックしたいと思った」と付け加えた。

今年1年間、K-POP界には様々な“第4世代”の新人ガールズグループがデビューを知らせ、激しい競争を繰り広げた。そのなかのひとつの一軸をLE SSERAFIMが引き受けただけに、キム・チェウォンは「今年は本当に素敵なグループがたくさんデビューした。そのなかに私たちもいる。私たちはパフォーマンスに欲張りだ。“パフォーマンスといえばLE SSERAFIM”というイメージができてほしい」と、自分たちだけの強みを挙げた。

(記事提供=OSEN)

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