今から3年前の2019年にこの世を去ったKARA出身の歌手ク・ハラさんの遺族が、彼女の元恋人であるチェ氏を相手に提起した損害賠償請求訴訟で一部勝訴した。
裁判所はチェ氏がク・ハラと交際中に撮影した動画で脅迫し、彼女の“極端な選択”に影響を及ぼしたと見て慰謝料を支給せよとの判決を下した。
去る2018年9月、チェ氏はク・ハラが自身を暴行したと警察に申告した。その1カ月後、今度はク・ハラが、チェ氏が「芸能人生を終わらせてやる」と述べながら動画をメディアに提供すると脅迫したと告訴した。チェ氏は2020年7月の2審で、ク・ハラを動画で脅迫、強要した容疑を受けて懲役1年の実刑を宣告された。
10月12日、法曹界によれば、ソウル北部地裁・民事9単独(パク・ミン判事)は、ク・ハラの遺族がチェ氏を相手に起こした損害賠償請求訴訟で「チェ氏は遺族に総額7800万ウォン(約780万円)を支給せよ」との判決を下した。
先立って2020年7月、遺族側は「チェ氏の脅迫と強要行為などでク・ハラ氏は深刻な精神的苦痛を受け、最終的に極端な選択に至った」とし、チェ氏を相手に計1億ウォン(約1000万円)の慰謝料訴訟を提起した。
裁判所は「チェ氏は有名女性芸能人であるク氏の動画が流布された場合、莫大な性的羞恥心と同時に、芸能活動をこれ以上できなくなる点を悪用してク氏を脅迫した。これはク氏に深刻な精神的苦痛を与えただろう」と判決理由を明らかにした。
また「幼い頃から芸能人として活動を始め、相当な成功を収めた過去と比べてみると、今後の人生に対する希望と意欲を失うほどに至ったと見られる。チェ氏の不法行為により、ク氏が死に至っただけに、ク氏の家族である原告にも相当な精神的苦痛を与えた」と見た。
なおク・ハラさんはチェ氏に対する裁判が進行された2019年9月に帰らぬ人となった。その数日前に行われた1審宣告公判でチェ氏は、ク・ハラを脅迫、強要した容疑で懲役1年6カ月、執行猶予3年を宣告された。
当時の裁判で不法撮影部分に対して裁判所は、「(ク・ハラの)黙示的な同意があった」として無罪と判断。最高裁でもその部分に関しては無罪と確定された。
なおク・ハラさんが所属していたKARAは来る11月に結成15周年を記念し、7年6カ月ぶりにアルバムを発表する。
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