BTS・Vが作った“愛の言葉”「ボラヘ」、所属事務所が商標登録を試みるも特許庁が拒否…なぜ?

2022年10月11日 話題 #BTS

BTS(防弾少年団)を擁する芸能事務所HYBEが「ボラヘ」という単語の商標権を申請したが、韓国特許庁が登録を拒否したことがわかった。

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オンラインコミュニティなどでは最近、HYBEが特許庁から送られた通知書が話題となっている。

それによると、通知書は10月4日に発送されたもので、特許庁は「出願商標ボラヘ BORAHAEは、2016年11月13日付けBTSファンミーティングでグループメンバーであるV(キム・テヒョン)が話して始まった新造語」と規定しており、そのため「今回の商標権出願は信義則に反しており、登録を受け入れることができない」と指摘した。

なぜ特許庁は拒否?

そして特許庁は「Vはボラヘを“虹の最後の色である紫色のように、最後まで相手を信じてお互いを長く愛そうという意味”と言及した」とし、「出願人(HYBE)は同業、雇用などの契約関係や業務上の取引関係などを通じて他人が使用するようになった商標であることを知りながら、商標権を出願したと認められる」と、拒否の背景を説明した。

つまり特許庁は、「ボラヘ」の商標の権利者をHYBEではなく、V個人と判断したわけだ。

BTSのV

それを受けて一部のオンラインコミュニティなどでは、「アーティストが作った言葉を会社が勝手に登録しようとしたのか」「Vに同意書を書いてもらえば通ったのではないか」など、事務所を批判する声も上がった。

先立って、「ボラヘ」を商標登録しようとした韓国企業が出願を取り消す事態が起こったこともあった。

その韓国企業lalalee’sは2021年5月、「ボラヘ」の商標登録を出願していたことが発覚。BTSファンらが取り消しを要請すると、同社は公式ホームページを通じて、「“ボラヘ”の商標出願によってBTSを愛するファンの皆さんに心配をかけた点、深く謝罪する」と頭を下げた。

なお「ボラヘ(I purple you)」は、日本語に直訳すれば「紫するよ」となる。2016年11月にVが使った言葉で、以降、全世界のBTSファンはもちろん、海外の著名人も使うワードとして広がった。2018年にBTSが国連総会で演説した際、当時のユニセフ総裁が「We here at UNICEF purple you!」と引用したこともある。

◇V プロフィール

1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。

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