女優ク・ヘソンとアン・ジェヒョンが離婚問題で攻防を繰り広げるなか、その後遺症が続いている。
ク・ヘソンとアン・ジェヒョンは、2015年に放送されたドラマ『ディア ブラッド~私の守護天使』を通じて縁を結び、翌年結婚した。その後、バラエティ番組『新婚日記』をはじめ、テレビや公式の場で互いの愛情を表わし、韓国芸能界を代表する“おしどり夫婦”と呼ばれた。
しかし2人は最近、結婚生活の暴露戦を繰り返し、最悪の離婚騒動を起す苦悩を味わっている。
去る8月18日、ク・ヘソンがSNSに自分は家庭を守りたいがアン・ジェヒョンが離婚を望んでいるとの内容を公開し、破局の危機を知らせた。
以降ク・ヘソンは、「アン・ジェヒョンによる結婚への倦怠感、信頼毀損、心変わり、泥酔状態で多数の女性と緊密で頻繁な連絡を取っていたことなどの理由で、重度のストレスを受けた」と主張し、アン・ジェヒョンが自分の体の一部について言及した私的な会話まで具体的に明かして、衝撃を与えたりした。
アン・ジェヒョンもまた「突発的な公開にも沈黙して甘受しようとした。しかし過程や前後を無視して断片的な部分だけを公開し、真実が歪曲されて周りの人たちが被害を受け、女性たちと連絡を取り合ったという濡れ衣を着せられた以上、黙っていられない」と反論した。
ク・ヘソンとアン・ジェヒョンは8月21日の暴露後は沈黙を守っているが、離婚騒動の後遺症は続いている。
2人の破局を巡ってさまざまな推測が飛び交っており、過去に共演したテレビ番組での様子が再注目されている。
ク・ヘソンがSNSを通じて「誕生日に牛肉スープが食べたいというので、明け方から準備したが、1口、2口だけ食べて残して出ていき、他の人たちと誕生日を送った」と暴露すると、アン・ジェヒョンが過去スタッフたちと一緒に誕生日パーティーを行った写真が話題になるなど、話題は尽きない。
【写真】ク・ヘソンの暴露と一致! 夫が投稿した“妻不在の誕生パーティー”が最注目
何よりも2人の離婚騒動に大きな打撃を受けているのは、出演番組だろう。
アン・ジェヒョンは、来る11月に放送予定の新ドラマ『瑕疵ある人間たち』(原題、MBC)の出演を控えている。しかしク・ヘソンとの離婚騒動が続き、一部からはアン・ジェヒョンの降板を要求する声が出ている。
関係者によると、『瑕疵ある人間たち』は7月から本格的に撮影を開始し、現在ドラマ中盤までの撮影を終えた。そのため主演俳優であり、劇中の大きな分量を占めているアン・ジェヒョンが降板することは、日程的にも容易ではない状況だ。
あるドラマ関係者は「まだ正確に結論が出ていない俳優個人の話であり、撮影の多くが行われた状況であるため、現時点では現実的に降板は難しい状況」と伝えた。
さらにアン・ジェヒョンがモデルとして活動していた化粧品ブランドは、離婚騒動によって広告を中断しており、衣類ブランドも店舗内のアン・ジェヒョンの画像を削除した。
ク・ヘソンも8月中にエッセイを出版する予定だったが、今回の騒動のため延期した。
ク・ヘソンとアン・ジェヒョンの離婚騒動はいつまで続くのか。その後遺症は広がり続けている。
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