EXOのD.O(ディオ)、マルチな活躍で2018年を駆け抜ける

2018年10月26日 話題

男性アイドルグループEXOのメンバー兼俳優のD.O(ディオ)が、テレビと映画、K-POP界で強い存在感を示している。

韓国の地上波ドラマが平均視聴率3%未満と苦戦している中、ディオの初主演作であるドラマ『100日の郎君様』(tvN)はケーブル局にも関わらず10%越えの視聴率を記録、最新話は14.4%をマークするなど、右肩上がりに伸び続けている。

その人気の中心には、容姿端麗・文武両道の皇太子イ・ユルと、庶民に転落したウォンドゥクの1人2役を熱演する俳優ド・ギョンス(D.Oの本名)の存在がある。

これまで映画やテレビで印象的な演技力を披露してきた彼だが、今回、ドラマの初主演に対しては懸念の声も少なくなかった。

しかし、回を重ねるごとにその懸念を一掃し、“新・時代劇ラブコメのキング”という枕詞を獲得。初の主演作、さらには初挑戦の時代劇とは思えないほどの好演で多くの反響を呼んでいる。

特有の低音ボイスと、はっきりとしたセリフ回し。初回から自分の長所を積極的に活用して安定感を与え、冷酷なようで人間味を感じさせる目つきと表情で視聴者を夢中にさせた。

『100日の郎君様』が放送終了を迎える残念さもつかの間、今度はK-POPアイドルD.Oとして本業にも力を入れる。

EXOは11月2日、1年4ヵ月ぶりに5枚目のフルアルバム『DON'T MESS UP MY TEMPO』をリリース。

所属事務所のSMエンターテインメントは10月23日、EXOメンバーの中から1番にディオのティーザー写真と動画を公開し、注目を集めた。

ワイルドな魅力が一層深まったディオの姿はニューアルバムに対する期待をさらに高めている。

2012年にEXOとしてデビュー、魅力的な声色や圧倒的な歌唱力でK-POP界に歴史を刻み続けているD.O。俳優としても注目を集める一方、実はEXOのメインボーカルとしても一心に愛されている。

(写真提供=SMエンターテインメント)

それだけではない。12月には、映画『スイングキッズ』の主演俳優としてスクリーンに登場する予定だ。

同作は1951年の巨済島捕虜収容所を舞台とした、寄せ集めダンス集団「スイングキッズ」による感動の物語。『過速スキャンダル』や『サニー 永遠の仲間たち』など、ヒット作を連発しているカン・ヒョンチョル監督の新作だ。

D.Oはこの作品で収容所の問題児ロ・ギスに扮する。最近公開された予告編では「タップダンスというのは、なんとも人を狂わせるものだな」とのディオのセリフが登場、戦争真っ只中の収容所内で偶然にもタップダンスに魅了された彼の変貌に興味をそそった。

作品ごとにキャラクターと渾然一体になる彼は『スイングキッズ』で坊主頭に挑戦したのはもちろん、同作のテーマであるタップダンスをも披露する予定だ。

お茶の間からK-POP界、そして映画に至るまで縦横無尽に存在感を十分発揮しているディオ。2018年が終わっていくが、彼の活躍は、ここからがスタートである。

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