1996年に『豚の井戸に落ちた日』で長編映画デビューを果たして以降、『グエムル-漢江の怪物-』『タクシー運転手 約束は海を越えて』『パラサイト 半地下の家族』など、数々のヒット作に出演してきた俳優ソン・ガンホがドラマデビューすることが分かった。
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32年間にわたってスクリーンで活躍してきたソン・ガンホは、新ドラマシリーズ『サムシクおじさん』(原題)で、ドラマに初挑戦する。今年、韓国で初めてカンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞した彼が、ドラマに出演するということで多大な関心が集まっている。
韓国コンテンツが多様なプラットフォームで世界的に愛されている昨今、ソン・ガンホの初ドラマシリーズ出演が、勢いをさらに加速させる見通しだ。
『サムシクおじさん』は1960年代初頭を舞台に、激動の時代を生き抜いたサムシクおじさんとキム・サン、2人の男の熱い欲望とブロマンスを描くドラマ。「戦争中にも一日3食を食べさせた」というサムシクおじさんと、超エリートのキム・サンという2人のキャラクターが、愛と信頼、あるいは疑惑の話を紡ぐ。
何よりも本作は、ソン・ガンホ出演の映画『1勝』『クモの巣』(以上、原題)を手掛けたシン・ヨンシク監督と、再びタッグを組んだ作品という点で意味が大きい。
シン監督はソン・ガンホ主演の韓国初となるバレーボール映画『1勝』で、演出、脚本、製作を引き受け、キム・ジウン監督が演出した『蜘蛛の巣』も、脚本、共同製作として参加している。
『サムシクおじさん』を製作するスリングショットスタジオは、「10部作ドラマシリーズ『サムシクおじさん』の主人公サムシクは、多彩な事情を持つ人物だ。このようなキャラクターに、俳優ソン・ガンホが言うまでもない躍動感、あふれる息づかいを吹き込むものと期待する。完成度の高いウェルメイド作品として制作し、視聴者の皆様にお披露目したい」と伝えた。
なお現在、『サムシクおじさん』は編成を協議中の段階だ。
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