“フィギュア女王”キム・ヨナと声楽家で歌手のコ・ウリムの結婚が話題のなか、コ・ウリムが兵役を終えていないため、キム・ヨナが「入隊した彼を待つ妻」になるというニュースが伝わって注目を集めた。
7月28日に放送された韓国KBS2TVのバラエティ番組『年中ライブ』(原題)では、大きな注目を集めているキム・ヨナの電撃結婚発表を扱った。
彼女の結婚相手は、5歳年下のソウル大学出身の声楽家で、「Forestella」メンバーのコ・ウリム。低音ボイスで多くの女性ファンを持つ人物で、Forestellaは最近、音楽番組『不朽の名曲』で新記録を達成したりもした。
声楽とフィギュアという異例の出会いが知られたなか、とあるメディアを通じて2人の雨の日のデート姿が公開された。2人は3年間、“秘密の交際”を続けていたが、秘密を守ることができた理由は、主に車内や自宅でデートしていたからだとされている。
そのメディア側は、「7月23日の午後早くに2人は会い、新沙洞にある劇場で映画デートをする姿も目撃された」とし、「家に送って帰る時間が深夜1時頃だった。(コ・ウリムがキム・ヨナを)女王を祀りのようにケアし、見るだけで温かくアツアツだった」と目撃談を伝えた。
そんな報道が飛び出した当日、所属事務所側も2人の熱愛を認め、同時に結婚することを公式に伝えた。その公式発表は韓国国内だけでなく海外でも報道され、世界中が注目することとなった。
自然と2人のラブストーリーに対する好奇心が高まったが、2人の関係の始まりは2018年にさかのぼった。キム・ヨナが参加したアイスショーでForestellaが祝賀公演を行ったことがきっかけだった。偶然にもその日が5月25日、つまり「夫婦の日」であったことも、運命的だと話題になっている。
とあるオンラインサイトでは、すでに2人の恋愛の痕跡も取り上げられた。なかでもペット犬「ヨンウ」が、キム・ヨナの「ヨン」とコ・ウリムの「ウ」という名前からつけられたのではないかという推測が続いた。
そんな2人への関心は両者の実家にもつながったが、特にキム・ヨナの義父、つまりコ・ウリムの父親も注目されている。コ・ウリムの父親は外国人労働者の“守護天使”と呼ばれ、長い間、善い影響力を広げてきた人物。大邱(テグ)移住民宣教センターのコ・ギョンス牧師だ。牧師が父親であるだけに、コ・ウリムも父親に倣って幼い頃から分かち合いの心の持ち主とされ、寄付活動を長らく続けてきたキム・ヨナとの温かい夫婦の姿を想像させた。
何よりコ・ウリムは兵役を終えていないと知られ、2023年7月までに入隊することになっている。結婚後に入隊するだけに、キム・ヨナが「ゴムシン妻」(入隊した夫を待つ妻)になるという事実も多くの話題を集めている。
なおキム・ヨナとコ・ウリムは、来る10月にソウルで結婚式を挙げる予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇キム・ヨナ プロフィール
1990年9月5日生まれ、元フィギュアスケート選手。2010年バンクーバー五輪金メダル、2014年ソチ五輪銀メダル、2009年と2013年の世界選手権優勝など、輝かしい成績を残し、韓国では“フィギュア女王”と呼ばれる。2014年2月に引退。引退後も高い人気を誇り、数多い人気女優を押さえてCM女王として君臨している。フィギュアスケート選手の強化・育成活動を続けており、ボランティア活動や寄付活動にも積極的だ。
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