俳優ヒョンビンと女優ソン・イェジン夫婦の新婚旅行の行き先がアメリカと知られたなか、現地空港に集まった海外ファンのせいで、不自由そうな2人の姿がとらえられた。
海外ファンが2人にノーマスクで近づいたと思えば、YouTubeで彼らの姿を生配信したりしたのだ。
先立って4月11日(日本時間)、ヒョンビンとソン・イェジンは仁川(インチョン)国際空港を通じて米ロサンゼルスに向かった。結婚式後、しばらく国内で新婚生活を満喫した2人は、約2週間の日程でロサンゼルスやハワイで新婚旅行を楽しむとされており、韓国はもちろん、海外ファンからも大きな関心を受けた。
しかし2人に向けられた関心が高すぎたのだろうか。
日本時間で4月12日、各種オンラインコミュニティではヒョンビンとソン・イェジン夫婦が米ロサンゼルスのトム・ブラッドリー国際空港に到着した姿が公開された。
仁川国際空港では別々に行動していた2人だが、ロサンゼルスでは共に寄り添っている姿で注目を集めた。
問題は、2人を囲んだ海外ファンに、マスクを着用していない人までいたことだ。すぐ横にまで近づいてカメラを持って写真を要求したり、紙にサインを頼んだりする姿もあった。
ヒョンビンとソン・イェジンはある程度のファンサービスを見せたが、途切れることなく集まってくるファンに疲れた様子だった。特にソン・イェジンは、マスクと帽子で顔を隠し、さらに頭を下げて何もしゃべらない姿を見せた。
これに対してヒョンビンは、ソン・イェジンに近づくファンを手で阻止するなど、ファンの“暴走”を防ぎ、妻を守る姿を見せた。電話で話しながらも車道側に立っているソン・イェジンを奥に引き寄せ、まるでボディーガードのように妻を保護した。
それほど一時も緊張を解くことができなかった2人。韓国出国時も高い注目を受け、疲れた様子を見せたヒョンビンとソン・イェジンが海外旅行先でさらに困難な状況を経験する姿が目撃され、残念さを醸し出す。
それでも韓国国内ではある程度の私生活が守られていたが、海外ではそれさえも守られていない動画が広がり、一部のファンは「新婚旅行なのにあんまりだ」「過度の関心は見守る人まで疲れさせてしまう」「どうすればヒョンビンがあれほど頼むのか」といった反応を見せた。
お互いにだけ集中し、ただでさえ時間が足りないのが新婚旅行だ。いくらトップスター夫婦といっても、プライバシーまで侵害された姿には同情せざるを得ない。守られなければならない一線があるだけに、ファンの意識が成熟する必要がある。
なおヒョンビンとソン・イェジンは3月31日にソウルで結婚式を挙げ、夫婦となった。2018年の映画『ザ・ネゴシエーション』と2020年のドラマ『愛の不時着』で共演した2人は、2021年1月に熱愛を認めた。それから1年余りで結婚し、“世紀のカップル”として注目されている。
(記事提供=OSEN)
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