物議を醸して自粛期間を経た韓国スターが続々とカムバックを予告も…歓迎ムードばかりではない理由

2022年03月23日 話題

韓国芸能界の“問題児”たちが次々と復帰する。各自の自粛期間を経て帰ってくるスターたちが、はたしてどんな歩みを見せるのか注目を集める。

【注目】麻薬に性売買…BIGBANGメンバーの“疑惑と罪”まとめ

来る4月、BIGBANG、歌手ホン・ジニョン、グループS.E.S出身のシューが次々と復帰し、俳優チャン・ドンゴンは3月20日にドキュメンタリーでお茶の間を訪ねた。

麻薬騒動およびバーニングサン事件、論文盗作、常習海外賭博、プライバシー議論まで世間を騒がせる問題を起こし、自粛期間を持った彼らの復帰ニュースに大衆の視線は歓迎ムードだけではない。

4年ぶりにカムバックするBIGBANG

YGエンターテインメントによると、BIGBANGは4月5日に新曲を発売し、4人組としてカムバックする。2018年3月に発売したデジタルシングル『FLOWER ROAD』以来4年ぶりの歩みで、4年という自粛期間を経て大衆の前に歌手として姿を現す。

(写真提供=YGエンターテインメント)BIGBANG

自粛期間中、BIGBANGの事件や疑惑は絶えず続いた。T.O.Pが2016年に自宅で大麻を吸引した疑いで議論になったことをはじめ、2019年にはD-LITEの所有する不動産内で違法性売買が行われたとの疑惑が浮上、韓国社会全体を騒がせたV.Iのバーニングサン事件まで飛び出した。

最終的にV.Iはグループを脱退したが、バーニングサン事件の衝撃はいつまでもBIGBANGについて回る。特に2011年のG-DRAGONの大麻吸引後、BIGBANGの麻薬議論は途切れることなく続いており、心から反省したのかとの疑問を残す。

一部のファンはBIGBANGのカムバックニュースに「コンサートを期待する」「信じられない。4月5日が待ち遠しい」と熱い反応を示したが、冷たい視線があることも事実だ。

論文盗作で謝罪したホン・ジニョン

歌手ホン・ジニョンは来る4月6日に新曲を発売し、1年5カ月ぶりに歌謡界に復帰する。

デビュー後、“博士歌手”という修飾語を得た彼女は、朝鮮大学・貿易学科在学時代に提出した修士論文「韓流を通じた文化コンテンツ産業の動向に関する研究」が、2020年になって盗作ではないかとの疑惑に包まれた。

ホン・ジニョン

ホン・ジニョンは盗作疑惑が浮上すると、すぐに否定したが、翌日、ホン・ジニョンを教えた教授の証言によって論文の盗作が事実であることが明らかになった。

議論が大きくなると、ホン・ジニョンは2020年11月6日にSNSを通じて「どんな言葉を発しても言い訳に見えるしかなく、苦しくて傷ついているが、これも私が責任を負うべき部分」と、遅れて謝罪を伝え、盗作を認めた。以降、ホン・ジニョンの学位は取り消され、芸能活動を中断して自粛期間を持った。

その後、ホン・ジニョンの所属事務所側が3月21日に復帰のニュースを知らせ、「復帰に対する恐怖を克服し、明るいエネルギーを与えることができる歌手として変貌する第一歩を始めようとしている」と、初心に戻る歌手になるとの立場を伝えた。

チャン・ドンゴン、親友はセクハラの主人公

俳優チャン・ドンゴンは去る3月20日に初放送されたTV朝鮮のドキュメンタリー『チャン・ドンゴンのback to the books』(原題)シーズン2を通じて、3年ぶりに放送に出演した。2019年のドラマ『アスダル年代記』以来だ。

(画像=TV朝鮮)『チャン・ドンゴンのback to the books』シーズン2

チャン・ドンゴンは普段、親友として知られるチュ・ジンモによる別名「チュ・ジンモゲート」に巻き込まれ、私生活論議でイメージが悪化した。2020年に携帯電話のハッキング被害を知らせたチュ・ジンモの私的な会話の一部が流出し、チャン・ドンゴンと交わしたと推定される対話内容が議論になった。そこには女性の写真や品定めするような内容が含まれており、衝撃をもたらした。だが、チャン・ドンゴンは沈黙を守りながら芸能活動を中断した。

初放送された『チャン・ドンゴンのback to the books』シーズン2は、日曜日の22時台に放送される4部作のドキュメンタリーで、視聴率0.9%(ニールセンコリア全国基準)を記録した。放送では、紙の本の危機が語られる時代、チャン・ドンゴンがオランダの有名古書店を歩き回り、危機をどう克服しているかを調べた。

視聴率は低調だったが、“本業”である演技ではなく、ドキュメンタリープレゼンターとして参加したチャン・ドンゴンの落ち着いて知的な姿が際立ったという評価を受けた。

常習賭博で被害者まで作ったシュー

ガールズグループS.E.S出身の歌手シューが、TV朝鮮のドキュメント番組『スタードキュ、マイウェイ』(原題)を撮影中とのニュースが広がり、放送に復帰するという事実が明らかになった。

シュー

2018年の常習賭博容疑で物議を醸したシューは、2016年8月から2018年5月までマカオなどの海外賭博場で、26回にわたって計7億9000万ウォン(約7900万円)規模の賭博をした事実が明らかになった。その容疑で懲役6カ月、執行猶予2年、社会奉仕80時間の処罰を宣告された。

シューの問題は、単純な常習賭博の疑いだけではなかった。建物主だったシューの債務によって、テナントの賃貸借預金が差し押さえられるなど、彼女の容疑は別の被害者まで作った。シューは今年1月19日、SNSを通じて自筆の手紙を公開し、「債務弁済のために最善を尽くした。もちろん、だからといって私が作った過ちがすべてなかったことになるわけではないという点はよく知っている」と謝罪した。

議論が多かった彼らのカムバックの知らせに、大衆は様々な反応を見せている。物議を醸し、自粛期間を経たとはいえ、いずれも影響力の大きい人気スターであったため、失望感も大きかった。復帰後、以前のような人気を享受できるかは未知数だ。

彼らが実力で自ら立ち上がり、“本業”で光を放ち、過去の論議を克服して良い影響力を与えることができるのか、見守るしかない。

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