幼い頃に国民的女優の母と元読売ジャイアンツ投手の父を失った韓国の“悲劇の兄妹”が連日話題のワケ

2022年03月22日 話題

国民的女優だった故チェ・ジンシルさんの息子・娘であるチェ・ファンヒ(芸名:Z.flat)とチェ・ジュンヒに対する関心が高い。特にチェ・ファンヒは出国する姿を公開し、大きな話題となっている。

【写真】亡くなった国民的女優の娘が「母親そっくり」

去る3月20日、チェ・ファンヒはSNSを通じて出国する姿を公開し、続いて「私は去ります、皆さん、さようなら」とコメントをつけ、驚きを与えた。知人らがチェ・ファンヒを心配するようにどこに行くのかと尋ねると、彼は「海外逃避」と答えた。

帰ってこいという言葉には「嫌だ」と答え、彼が突然どこに去ったのか、疑問を残している状況だ。

自ら「海外逃避」と言及したことで、関連記事は大手ポータルサイトのリアルタイムランキングの上位に入った。そんななかオンライン上の心配と懸念のコメントのなかで、歌手KCM(本名カン・チャンモ)が残した文章が注目を集めた。

KCMは「早く来い~」と残してハートの絵文字を付け加えて愛情を表わし、チェ・ファンヒも「行っていますよ~」と回答した。どうやら彼が向かっている場所は、KCMがいる場所と見られる。

(写真=SNS)娘チェ・ジュンヒ(左)と息子チェ・ファンヒ

先立ってチェ・ファンヒは、Z.flatという名前で2020年にシングルアルバム『デザイナー』(原題)を発表しながら歌手としてデビューした。以降、様々な番組に出演しながら活動中だ。特に最近、KBS 2TVのバラエティ番組『新家族関係証明書Gadfader』(原題)で、KCMとパパと息子として縁を結んで話題を集めた。

チェ・ファンヒはKCMのために手紙まで書いて感謝を伝え、KCMは手紙に涙を見せるシーンも描かれ、本物の親子になったような姿が視聴者に温かさを抱かせたりもした。

娘チェ・ジュンヒも芸能活動か

兄チェ・ファンヒが大衆に堂々と姿を現しているように、チェ・ジンシルさんの娘であるチェ・ジュンヒも今年2月、女優イ・ユビなどが所属するY BLOOMエンターテインメントと専属契約を締結し、芸能活動に対する期待を高めた。

最近、KBS 2TV『年中ライブ』(原題)に出演したチェ・ジュンヒは、母チェ・ジンシルさんに似たルックスで注目を集め、母親の写真のポーズを真似してそっくりな姿も見せた。

様々な近況を伝えながら今後の計画も明らかにするなど、正式芸能界デビューはしていないが、すでに芸能人に劣らない歩みを見せているチェ・ジュンヒ。成人になって一人で放送に出演し、インタビューでも堂々と自分の考えを明らかにした姿は、けなげな印象まで与えた。

そのためかチェ・ジュンヒもSNSに載せる投稿の一つひとつが、少なくない関心を集めている。最近はダイエットから鼻の整形、そして恋人まで公開して話題の中心に立った。

故チェ・ジンシルさん

何よりも国民的女優だったチェ・ジンシルさんの息子と娘であったために、幼い頃から関心を一身に受けて育ったチェ・ファンヒとチェ・ジュンヒ。それに関してチェ・ジュンヒは、「平凡な友達がうらやましいときがある。何を投稿しても、同年代の友人に比べて誇張されて見えるときがある。学生時代は少し大変だった」と打ち明けた。どうやら母親の有名さで生まれたときから注目を集めたことが、負担でもあったようだ。

しかし、いつのまにか心身ともに成長した彼女は、「兄も私も母と叔父が天国から見たとき、本当に自分たちの子供は素敵だと思ってもらえるくらい熱心に生きていく計画だ。多くの方々が応援してくれ、私と一緒に走ってくれれば」と伝えた。

多くの応援と関心を受けて社会に一歩一歩踏み出す2人の兄妹。彼らが堂々と第一歩を踏み出せるように、自分たちの夢を叶えられるようにと応援の声が続いている。

なおチェ・ジンシルさんは、ドラマ『ジェラシー』『恋の香り』『アスファルトの男』『星に願いを』などを通じて1990年代にトップ女優として活躍した。2000年12月に読売ジャイアンツでもプレーしたチョ・ソンミンと結婚して話題を呼んだが、2004年8月離婚した。

チェ・ジンシルさんは離婚後、2005年のドラマ『バラ色の人生』で復帰し、2008年の『ラスト・スキャンダル』で完全復活を果たしたかに見えたが、うつ病を克服することができず、2008年10月2日に2人の子供を残したまま自ら生を終えた。

(記事提供=OSEN)

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