韓国プロ野球KBOリーグのサムスン・ライオンズのファンで知られるBTS(防弾少年団)のSUGAに、サムスン・ライオンズ所属投手ウォン・テイン(21)が宛てた“ビデオレター”が話題だ。
サムスン・ライオンズは3月8日、本拠地の大邱(テグ)サムスン・ライオンズ・パークでLGツインズと練習試合を行った。
結果はサムスン・ライオンズが9-2で大勝したこの試合で、ウォン・テインは6回裏から球団内部中継の特別解説を務めた。そこで、SUGAに対し以下のような言葉を伝えた。
「SUGAさん、こんにちは。韓国を広く知らせてくださり、とても素晴らしい活動をしてくださり、ありがとうございます。そのご活躍は拝見させていただいており、いつも応援しています」
「僕のことを知っているかはわかりませんが、サムスンのファンなので知っているのではないでしょうか。いつか新型コロナウイルスが終息したら、とてもお忙しいとは思いますが、一日だけでもお時間を作っていただき、ラパーク(サムスン・ライオンズ・パークの愛称)に始球式をしにお越しください。私が誠心誠意、全力を尽くして始球式の講義を一度させていただきます」
サムスン・ライオンズのホームタウンである大邱で生まれ育ったSUGAは、去る2019年5月8日に米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われたメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャース対アトランタ・ブレーブスの試合を観戦した。
当時、ドジャースの先発を務めた投手リュ・ヒョンジン(34、現トロント・ブルージェイズ)は、9回を投げ4被安打6奪三振の無失点でシーズン初の完封勝利を飾っていた。
その後、ドジャースが球団公式SNSでSUGAとリュ・ヒョンジンが実際に会った動画を掲載した際、SUGAが「僕はサムスンのファン…」と伝える姿が公開された。すると、サムスン・ライオンズの球団公式SNSへのアクセスが爆発的に増えた。
当時、サムスン・ライオンズは球団公式SNSでドジャースの投稿に触れ、「SUGAさん、“僕はサムスンのファン…”あとは何ですか?文章を完成させてください、SUGAさん!」と伝えると、「ラパーク開催試合の始球式に招待したいです!ご連絡お待ちしております!」とオファーをした。ただ、現在までサムスン・ライオンズ・パークでSUGAによる始球式は行われていない。
そんななか、“ビデオレター”を通じて熱意のこもった始球式オファーを送ったウォン・テイン。はたしてSUGAはこれにどのような反応を見せるのだろうか。
(記事提供=OSEN)
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に現在の所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
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