女優ソン・イェジンの本領発揮…新ドラマ『39歳』で見せた唯一無二の演技力に圧倒される

ソン・イェジンが高い演技力で視聴者たちを魅了している。

【写真】ヒョンビン♡ソン・イェジンの密着ショット

2月16日から韓国で放送が開始され、Netflixでも配信中の新ドラマ『39歳』。劇中、39歳の皮膚科院長チャ・ミジョ役を演じているソン・イェジンの、深みのある熱演が称賛されている。

チャ・ミジョは“完璧”という言葉がよく似合う女性で、第1話から視聴者の興味を引いている。若くして社会的成功を収めた者の品位と、友人と過ごす時の自然な姿は、ソン・イェジンの繊細な演技で完成している。

7歳の時に養子として引き取られたチャ・ミジョは、優しくて愛嬌たっぷりの末娘として育った。現在は、幼少期に住んでいた施設でボランティア活動をしながら、これまで受けてきた愛と恩を返している。

長い間患っていたパニック障害からも自ら回復する時間を持ち、素直さと賢さで自分の人生を美しく生きている姿に深く感化される。

(写真提供=Netflix)ソン・イェジン

そんな真面目で素直なチャ・ミジョの姿は、親友のチョン・チャニョン(演者チョン・ミド)、チャン・ジュヒ(演者キム・ジヒョン)と交わることでさらに際立つ。

特に、友人チョン・チャニョンの長年の“恋愛”を猛烈に非難した第1話では、家族を持つ人と別れることができないチャニョンに現実を直視するよう忠告して緊張感を高めた。

しかし、その裏には辛い恋のために夢と青春を無駄にしたチョン・チャニョンに対する切なさが溢れていた。声を荒げて争ってもすぐに包み込む姿から、友達への友情の深さを垣間見ることができる。

また、度重なる偶然を通じて恋に落ちたキム・ソヌ(演者ヨン・ウジン)とのロマンスでは、さらに違った魅力を披露した。キム・ソヌの真っすぐな愛情表現に戸惑いを示しながらも、ときめきを隠せない姿に見る人たちも微笑まずにはいられない。さらに「養子縁組」という共通点も合わさり、友達には見せなかった彼女の隠れた本心がキム・ソヌを通じて表れている。

キム・ソヌがチャ・ミジョの人生にどれだけ大切な存在になるかも見どころだ。

それだけでなく、視聴者たちを悲しみに追い込んだ第2話後半では、ソン・イェジンの演技力が発揮されたシーンだった。友人との別れを予感すると、言葉では言い表せない感情に包まれ憤りをぶちまけるシーンは、胸が痛むような悲しみを伝えている。

何事にも落ち着いて理性的なチャ・ミジョを一瞬にして崩すほどのとんでもない運命が訪れるなか、はたして彼女がどんな行動を取るかに注目が集まる。

ソン・イェジンは39歳のチャ・ミジョが経験する幸せと悲しみ、ときめきと怒りなど移り変わる感情を表現してドラマの中心へと導いている。

ドラマ『39歳』はNetflixにて配信中だ。

◇ソン・イェジン プロフィール

1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年2月に結婚することを発表した。

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