ヒョンビンとの結婚発表後、初の公の場…ソン・イェジン「運命のようだと思う」『39歳』制作発表会

“ロマンス女王”が帰ってきた。仕事と愛の両方を掴んだ女優ソン・イェジンが描く“39歳”はどうなるだろうか。

【写真】ヒョンビン♡ソン・イェジンの密着ショット

2月16日に初放送される韓国JTBCの新ドラマ『39歳』(Netflixでも配信予定)は、39歳の親友3人の濃い友情の物語を描く。この日、オンライン生中継を通じて制作発表会が開かれ、キム・サンホ監督とソン・イェジンをはじめ、チョン・ミド、キム・ジヒョン、ヨン・ウジン、イ・ムセン、イ・テファンが参加した。

ドラマ『39歳』についてキム・サンホ監督は、「不惑を目前にした緊張感あふれる年齢だと考えた。40歳になる前に何かを成し遂げるには早く、新しく始めるには遅いような緊張感いっぱいの年齢だと思う」とし、「不安定な時期を過ごしている3人が大きな事件を通じてターニングポイントを迎え、どうやって受け入れて乗り越えていくかを込めた」と説明した。

『39歳』だけが持つ差別点については、「女性自体よりも3人の友人と人間についての話だと考えて演出した。人間であれば感じる感情に集中し、真心を持ってお見せしたい思った」と答えた。

「感謝するという言葉をお伝えしたい」

ソン・イェジンは『39歳』を通じて『愛の不時着』以来、3年ぶりにテレビドラマに復帰する。

(写真提供=JTBC)ソン・イェジン

劇中、皮膚科院の院長である成功した39歳女性チャ・ミジョに変身する。彼女は劇中、チョン・ミド(チョン・チャンヨン役)、キム・ジヒョン(チャン・ジュヒ役)とは“親友ケミストリー”を、ヨン・ウジン(シム・ソンウ役)とは“ロマンスケミストーリー”を見せる予定だ。

特に最近、俳優ヒョンビンとの結婚を発表し、誰よりも熱い関心を集めているソン・イェジンだ。この日の制作発表会は、結婚発表後初の公式席上で、ドラマと同じくらいソン・イェジンにも多くの注目が集まった。

「久しぶりに公式席上に立って震える」と口を開いたソン・イェジンは、「個人的なことで『39歳』制作発表会場で何と言わなければならないのかわからないが、俳優としても個人としても、あまりにも大きなことが2022年に起きることになり、運命のようだと思う。お祝いをたくさんもらって、この席を借りて感謝するという言葉をお伝えしたい」とし、恥ずかしそうに微笑んだ。

仕事と愛を掴んだソン・イェジンが40歳を控えた39歳の女性の人生を、どれだけ繊細な演技でどう完成させるかが注目される。『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』から4年ぶりにJTBCに戻ってきたソン・イェジンは、「今の年齢でなければ、もう俳優としての良心上、39歳の役割を果たせないようだった」と笑い、「今私がちょうど共感できる女性の話と愛の話で、私の家に監視カメラをつけたのかと思うほど、私と似ていたし、たくさん共感できて(出演の)決定をすぐにした」と、出演のきっかけを明らかにした。

(写真提供=JTBC)左からキム・ジヒョン、ソン・イェジン、チョン・ミド

『賢い医者生活』で仲良し5人組の紅一点、チェ・ソンファ役を演じ、多くの愛を受けたチョン・ミドは、今作では演技の先生に変身する。自由奔放な人物を演じ、新しい変身を図る。チョン・ミドは「あえて違う演技をしなければならないと思ったというよりは、(演じる)チャンヨンにだけ集中して演技した」と話した。

前作の『工作都市』(原題)に続き、今回の『39歳』までJTBCの作品に出演することになったキム・ジヒョンは、「撮影が少し重なったりもした。それにもかかわらず、二人はあまりにも他の人物だと難しくなかった」と話した。

ソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョンの3人の呼吸に関する質問も続いた。

ソン・イェジンは2人との呼吸について、「あまりにも演技が上手い俳優たちだから、呼吸が自然に合った。ミドさんはとても可愛くて愛らしかった。ジヒョンさんは冷たく見えたが、知れば知るほど思慮深い人だった。無理やり親しくなろうと努力するよりも、撮影が進むごとにお互いに染み込んでいった」と愛情を表わした。

キム・ジヒョンと10年来の友人だったというチョン・ミドは、「私たちはもともとソン・イェジンさんのファンだった。たくさん学んだ」と付け加えた。

(写真提供=JTBC)左からイ・テファンとキム・ジヒョン、ソン・イェジンとヨン・ウジン、チョン・ミドとイ・ムセン

3人のラブラインも見どころのひとつだ。ソン・イェジンはヨン・ウジン(キム・ソンウ役)と、チョン・ミドはイ・ムセン(キム・ジンソク役)と、キム・ジヒョンはイ・テファン(パク・ヒョンジュン役)とラブラインを形成する。

キム・ソンウはチャ・ミジョと同い年の皮膚科医で、チャ・ミジョしか知らない純愛タイプとされており、ヨン・ウジンとソン・イェジンのロマンスに期待が高まる。ヨン・ウジンは「私は今年、本当に39歳だ。台本を見ながら泣いて笑った」とし、「39歳としてどうやってより良い人、良い俳優に生まれ変わるか考えた現場だった」と話した。ソン・イェジンとのロマンスについては、「ちょっとダサいロマンスだ。その心が純粋で綺麗だった。個人的にはそうではないので、ソンウに似たかった」と付け加えた。

イ・ムセンとの呼吸についてチョン・ミドは、「一言で定義するのが難しい関係だ。期限付きのチャンヨンとジンソクの関係がどう発展し、締めくくられるか見守ってほしい。どう見てもらえるか、心配になり、期待にもなる」と話した。

今年で28歳のイ・テファンは「実際に39歳になったときに再びこのドラマを見たくて、今の先輩たちと“49歳”も撮りたい」と笑った。

ドラマは友人3人の爽やかな39歳の物語で、感動を超えてヒーリングを伝えるという意気込みだ。ソン・イェジンは先立って映画『ラブストーリー』『私の頭の中の消しゴム』『Be With You~いま、会いにゆきます』をはじめ、ドラマ『恋愛時代』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『愛の不時着』などドラマをすべてヒットさせ、自他公認が認める“ロマンス女王”としての立場を固めた。

不敗神話のソン・イェジンが出演するJTBCドラマが、高い話題性と視聴率で“不振の沼”を脱出するか注目される。

『39歳』は毎週水曜日、木曜日の22時30分に韓国JTBCで放送される。Netflixでも配信予定だ。

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