韓国KBSが動物虐待論議に包まれたドラマ『太宗イ・バンウォン』(原題)の放送を再開する。
KBSは2月9日、「KBS1の大河時代劇『太宗イ・バンウォン』が来る2月26日の第13話を皮切りに、放送を正常に再開する予定だ」と明らかにした。
先立って『太宗イ・バンウォン』は動物虐待議論が浮上し、謝罪して再発防止を約束した。動物自由連帯は「馬を倒す場面を撮影する際、馬の足にワイヤーを結んで強制的に倒した事実を確認した」と明らかにし、確認の結果、その馬が1週間後に死亡したことが発覚して衝撃を与えた。
それによって『太宗イ・バンウォン』に対する非難が高まり、ドラマ廃止を求める国民請願まで続いた。KBS側は再発防止を約束し、安全保障ガイドラインを設けたと明らかにした。
『太宗イ・バンウォン』は去る1月16日に放送された第12話以降、動物虐待議論で放送が中断されていた。
KBS側は「2月12日と13日には放送がなく、19日にはこれまでの放送分をまとめたスペシャルが放送される。2月20日は北京冬季五輪の閉幕式の中継で、ドラマは放送されない。2月26日の第13話を皮切りに、放送が正常に再開される予定だ」と説明した。
なお『太宗イ・バンウォン』は、高麗という旧秩序を壊して朝鮮王朝という新たな秩序を作り始めた“麗末鮮初”の時期、誰よりも朝鮮建国の先頭に立ったリーダー、イ・バンウォンの姿を新たに描くドラマだ。
■【画像】ワイヤーで足を縛り転倒させて落馬シーンを撮影…馬は死亡
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