「『ラジオスター』を続けられるか、たくさん悩んだ。もしこの番組に復帰したら、自分はどのように行動しなければならないのか。そんなことも考えた。召集解除直後はそれがストレスになったりもした。
だけど、『ラジオスター』に復帰することになれば、他のアイドルのファンたちを悲しませてしまったり、不愉快にさせてしまうような状況を作ってしまうかもしれない。それは僕にとって大きな負担だった」
さらにキュヒョンは、「過去というものは美化されがちだ。僕が『ラジオスター』で成功したとされている中で、いざ復帰してそうでない姿が露呈されれば、冷たい目を向けられるだろう。ストレスが大きいと感じた」と付け加えている。
『ラジオスター』への復帰を見送った背景には、キュヒョンの並みならぬ優しさと配慮があった。
そうして最終的に出演を決めた料理バラエティ『カン食堂2』では、自分らしくいられる“コツ”を掴んだようだ。
「『カン食堂2』は“僕の力で笑わせなければ”と意気込むことなく、料理にだけ集中できるので気楽に参加した。というのも、実は初日の撮影では何か発言をするたびに雰囲気が静まり返ってしまって、僕が“要編集”の対象になってしまうかも、と思っていた。
そこで、2日目からは“何も考えずに気楽に料理しよう”という思いで撮影に臨んだ。そうすると昔の調子が出てきたようだ。これからもそんな気持ちを忘れず、気楽に深く考えず楽しもうと思う」(了)