2PMのジュノから俳優イ・ジュノへ、ドラマ『袖先赤いクットン』でついに開花した才能とは?

2021年12月31日 話題 #韓国ドラマ

日本でも人気を博した2PMのメンバーで現在は俳優としても活躍するイ・ジュノが、「2021MBC演技大賞」で最優秀演技賞をはじめ2冠に輝いた。

イ・ジュノは12月30日に生放送された「2021MBC演技大賞」で、ミニシリーズ部門の男子最優秀演技賞とベストカップル賞を受賞した。

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11月12日から放送中のMBCドラマ『袖先赤いクットン』で、思悼世子(サドセジャ)の息子であり、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の孫であるイ・サンを演じたジュノ。王世孫の悲哀、さらには朝鮮王朝時代を通じて「世紀のロマンス」と評される宜嬪(ウィビン)・成(ソン)氏との愛などを重みのあるしっかりした演技で表現し、爆発的な人気を集めている。

最優秀賞を受賞したあと、ジュノは「この賞をもらうことができて本当に夢のようだ。ドラマがあまりにもうまくいって、1人でいる度に“自分が果たしてどんな賞を受賞できる演技をしたのか”と自己省察を続けた。『袖先赤いクットン』を愛してくださったファンの方々に、心から感謝する。この賞にふさわしい演技を、今後もお見せできるよう努力したい」と感謝の言葉を伝えた。ジュノは、イ・セヨンとともにベストカップル賞も受賞し、喜びを加えた。

(写真提供=JYPエンターテインメント)ジュノ

初回放送の視聴率が5.7%(ニールセンコリア基準)でスタートした『袖先赤いクットン』は、イ・ジュノと出演陣の熱演を土台に連日人気上昇傾向を維持し、12月25日の第15話では視聴率が14.3%まで上がった。

来年1月1日には16話と最終回の17話が連続放送される予定で、15%という大台を突破できるか関心が集まっている。

特に『袖先赤いクットン』は、2018年11月15日に10.5%の最高視聴率で放送終了したドラマ『私の後ろにテリウス』以降3年ぶりにMBCに二桁視聴率をもたらし、「ドラマ王国」と呼ばれたMBCの栄光を取り戻した作品として期待を集めている。その原動力となったのが、イ・ジュノの人気と演技力だった。

2010年にSBSのバラエティ番組『強心臓』に出演し、「ゆっくり余裕を持って勉強していけば、いつか自分の季節も来るのではないかと思う」と語っていたイ・ジュノは、2013年に映画『監視者たち』で役者デビューした。

その後、映画『二十歳』をはじめ、ドラマ『記憶』『キム課長とソ理事』『ただ愛する仲』『油っこいメロ』『自白』などを通じて、しっかりとしたフィルモグラフィーを積み重ね、2PMのジュノではなく、演技者イ・ジュノとして確かな足場を固めてきた。

兵役入隊後はブランクもあったが、今年3月に退役後、カムバック作として『袖先赤いクットン』を選択して共演者たちと最高の成果を上げ、演技者デビューから約8年目にして確実な成長も立証した。

歌手や演技者として、自分だけのペースで前進し、ふたつの分野で成果を上げたイ・ジュンホが、来年はどんな新たな姿でファンらと会うことができるか楽しみだ。

イ・ジュノは今日12月31日夜の『2021MBC歌謡大祭典』のMCを務め、2021年の最後の瞬間を視聴者とともに過ごす予定だ。

(記事提供=OSEN)

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