【BTSの2021年を振り返る】コロナでも挫けることはなかった「キャリアハイ」

2021年12月31日 K-POP #BTS

2年間続いた新型コロナウイルスのパンデミックにもBTSの上昇ムードは挫けなかった。

BTSに「これ以上超える壁はあるだろうか」と思っていたが、毎年のようにキャリアハイの記録を打ち立てながら、「BTSを越えるのはBTSだけだ」という方程式を立証した。

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デビュー9年目の2021年も誰よりも華やかに輝いた。新型コロナウイルスのパンデミックの長期化で余裕のない日々が続く中でも音楽で希望を歌い続け、米国進出4年目にして「アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards)」で大賞を受賞し、2年ぶりの対面コンサートでは彼ら自身が「最高」である理由を証明した。

(写真提供=HYBE)BTS

新型コロナのパンデミック時代に輝いた“癒しのメッセージ”

新型コロナのパンデミックのせいで、全世界のARMYたちはBTSを直接見ることはできなかったが、5月のシングル『Butter』、7月の『Permission to Dance』に続き、9月にはイギリスのColdplayとのコラボレーションシングル『My Universe』に至るまで希望のメッセージを込めた歌を発表し続け、日常を失った人々を慰めて勇気を与えた。

『Permission to Dance』はパンデミックですべてが止まったが、私たちは踊ることができるという希望を込めた賛歌で、その楽曲にはパンデミックに身をすくめた人々に心の向くままに燦爛と生きようという力を込められていた。『My Universe』では「今この試練も結局はつかの間だから」という歌詞で愛と希望を伝えた。

また、9月には文化特使として文在寅大統領と第76回国連総会に出席して演説もした。

青年代表として出席した彼らは、「世の中は止まっていると思っていたが、明らかに一生懸命前に進んでいる。すべての選択はエンディングではなく変化の始まりだと信じている」とし、「選択が新しい始まりになる世の中で皆に“ウェルカム”だと言いたい」と希望のメッセージを送った。

『Butter』でビルボードを占領、ポップス市場の興行保証小切手に

そして今年のビルボードチャートは『Butter』で溶けたと言っても過言ではないほどだった。BTSが今年最高のグローバルヒット曲を誕生させたのだ。

昨年、『Dynamite』で韓国人歌手初のビルボードメインシングルチャート「ホット100」で1位に輝いたBTSは、今年5月に発表した『Butter』で前作の記録を大きく上回った。

『Butter』でビルボードのメインシングルチャートである「ホット100」で10週連続1位となり、2021年の「ホット100」最多1位曲となった。『Butter』はビルボード63年の歴史で、10週以上1位を達成した40枚目のシングルとなった。

アメリカ3大授賞式席巻、グランドスラムへ

BTSは、アメリカ3大音楽授賞式でも有意義な快挙を成し遂げ、ポップス市場の中心にあるグループであることを改めて立証した。

BTSは今年5月の『ビルボード・ミュージック・アワード』でトップソーシャルアーティスト(Top Social Artist)、トップデュオ/グループ(Top Duo/Group)など4部門のトロフィーを獲得した。2017年以来5年連続の受賞となる。

11月に開かれた『アメリカン・ミュージック・アワード』では大賞に相当する「アーティスト・オブ・ザ・イヤー(Artist Of The Year)」をはじめ、「Favorite Pop Duo or Group」「Favorite Pop Song」の3部門を受賞する快挙を成し遂げた。

昨年、韓国のポップス歌手としては初めて『グラミー賞』にノミネートされたBTSが、今年もノミネートの偉業を達成した。今回は受賞の可能性と期待も高い。

もしグラミー賞でもトロフィーを手にすることになれば、BTSはアメリカ3大音楽賞の「グランドスラム」を達成することになる。

現地でのグローバルな人気や存在感も高まっている。アルバムの販売量やビルボードチャートの順位など、多方面でうなぎ上りに伸びていることも、グラミー賞受賞の可能性を予測させる要素となっている。

ロサンゼルスを感動の“紫”で彩ったBTS

アメリカ・ロサンゼルスが紫色に染まった。

BTSは11月28日(韓国時間)、ロサンゼルスで2年ぶりの対面コンサート『Permission To Dance On Stage-LA』を開催し、ファンたちと再会した。

一部のメンバーとファンたちは、こみ上げてくる感情に目頭を赤くしたりもした。BTSは今回のLA公演で、計21万人を動員し、その人気ぶりを誇示した。

10年目にも健在さを見せるBTSの2022年はどうなるのか

それだけに注目が集まるのは、BTSが踏み出す次のステップだ。

BTSはLA公演を最後に、2度目の公式的な長期休暇に入り、リフレッシュの時間を持っている。メンバー各々は休暇後、来年1月に開催予定の『グラミー賞』に堂々と候補として出席する見通しだ。

そこからBTSは、来年のニューアルバムの発売や3月のソウルでのコンサート準備にまい進する計画だという。デビュー9年目にも「キャリアハイ」を達成し続けたBTSが来る2022年、デビュー10年目というメモリアルイヤーに始める新しいチャプターに世界の関心が集まる。

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