BTS(防弾少年団)のSUGAの特別カットとインタビューが公開された。
ファッションマガジン『VOGUE KOREA』は12月21日、公式ホームページを通じて、2022年1月号の表紙モデルに選ばれたBTSのビジュアルとメンバーそれぞれのインタビューを公開した。
「ポートランド・トレイルブレイザーズが好き。ビッグチームよりもアンダードッグの方が良い」と好きなバスケットボールチームの話を笑顔でするSUGA。長期休暇中で1人の時間も増えた今、何を考えているのか聞かれると「実は最近何も考えていないので…(笑)。本当に忙しくて、アイデンティティーについてもなるべく考えないようにしています。そこに気を使うとすごく悩むから。流れるように生きるのも悪くないと思います。何かを渇望して努力するより流れるままに」とSUGAらしい考えを明かしている。
彼らにとっても特別な経験となったColdplay(コールドプレイ)とのコラボについて、SUGAはこのように語った。
「クリスが“韓国に行く”と先に提案してくれたのが不思議でした。非常に積極的に乗り出してきてくれて驚いたんです。彼はメイキングフィルムで見せる姿そのままでした。“最高の出会い”という言葉では足りないくらいの時間で、音楽を愛する人々の純粋な情熱そのものが見えました。皆謙虚でとても親切にしてくれました。僕たちの状況と、Coldplayが25年近く経験した状況が大きく違わなかったんです。お互いの苦労を分かち合いながら対話することができました」。
SUGAは大先輩から学んだことの1つに「リアクション」と答えた。
「レコーディング時のリアクションがすごく良かったんです。僕はディレクションする時、半分くらい魂が抜けた状態でやるので(笑)。Coldplayのリアクションの方が、人の潜在能力を引き出すのではないかと思いました」と付け加えている。
この8年間で得たもの、または失ったものを聞かれると「幸せを得られたと思います。それが大袈裟なものでないということにも気づけました。物質的なものが幸せだと思って一生懸命生きていきましたが、実際に得てみたらよくわかりませんでした。僕が物欲がないからなのか(笑)。なので今は些細な幸せを探そうと努力しています。朝早く起きて空腹で飲むデカフェのコーヒーみたいなものを。失ってしまったのは“平凡さ”でしょうか。でもそれは時間が解決してくれると思います」と伝えた。
これからについてSUGAはこう話している。
「死ぬまでBTSだと思います。プロデューサーをメインにするのはどうかと言われたこともありますが、できないと思います。誰かの責任を負えるほど責任感があるわけではありません。BTSがいいです」。
グラミー賞について聞かれると「謙遜バージョンと自信満々バージョンがありますが、どうしますか?(笑)」と述べながら「期待はしてません。でも獲ると思います(笑)」とお茶目に締めくくった。
SUGAの特別カットとインタビューは、『VOGUE KOREA』2022年1月号と公式ホームページで見ることができる。
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に現在の所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
■【関連】「サウナでBTSに会った」韓国有名タレントが暴露した“豪華すぎる遭遇エピソード”が話題に!
前へ
次へ