『今日から無害』(原題)の演出を担当したク・ミンジョンPDが、山林庁(日本の林野庁に相当する)や大企業と手を組むことになったエピソードについて明かした。
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バラエティ『今日から無害』のクPDは、山林庁や大企業と手を組むことになった理由について「タイミング良く、お互いに手を組みたい意志があったからできたこと」と語った。
『今日から無害』は、Netflixでも配信され人気を集めた『椿の花が咲く頃』の女優コン・ヒョジン、イ・チャニ、チョン・ヘジンが、とある島で1週間繰炭素ゼロ生活に挑戦するバラエティだ。自然の中で、なにも残さずに滞在する企画として多くの視聴者に愛されている。出演者らはSNSライブで視聴者と交流し、炭素ゼロ生活やゴミの削減などの環境問題について話し合った。そして、さまざまな意見とフィードバックを受けた結果、山林庁と大企業が動いたという。
クPDは「(山林庁、Eマート、LG生活健康などのSNSに)“応援します”とコメントしたり、ダイレクトメッセージを送ったりした。企業や機関がこのように早く動いた理由は、炭素の排出を減らすことについての問題があり、解決方法が必要だという考えがあったからだ。だからタイミング良く手を組むことができた」と述べた。
さらに、「でも、実際にやってみたら思ったほどの反応がなかったり、そっぽを向かれたりしたらどうしようか、という心配とプレッシャーがあった。紙パックのミネラルウォーターも作ったが、“私たちだけで環境に良いことをやった”で終わるのではないかと心配だった」と明かした。
「製品を現実化できるかどうか気になった。だから撮影後に、関係者たちとたくさん会って話し合い、製品が販売された。番組の最終回では、出演者らが実際にマートへ足を運び、消費者に会って製品に対する反応を聞く姿も盛り込まれている」と付け加えた。
大企業と手を組んで仕事が大きくなったことに、出演者らも混乱しているそうだ。「チョン・ヘジンはメンタルが崩壊した。プレッシャーを感じないようにしていたが、消費者代表のように感じた瞬間メンタルが崩壊した。大企業とのミーティングのあと、1人で部屋にこもっていた」と打ち明けた。(インタビュー後篇に続く)
(記事提供=OSEN)
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