チョン・ヘイン×BLACKPINKジスで話題の『スノードロップ』、制作陣が語った誕生秘話とは?

韓国の新ドラマ『スノードロップ』(原題『雪降花:snowdrop』)を手がけた、チョ・ヒョンタクPDが作品について説明した。

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12月16日、JTBCの新ドラマ『スノードロップ』のオンライン制作発表会が行われ、チョ・ヒョンタクPD、主演のチョン・ヘイン、BLACKPINKのジスが出席した。

『スノードロップ』は、1987年のソウルを舞台に、ある日突然女子大の寮に血まみれになって飛び込んだ名門大生スホ(演者:チョン・ヘイン)と、鋭い監視と危機の中でも彼を治療した女子大生ヨンロ(演者:ジス)による、時代に逆らった切ない愛の物語を描いた作品だ。人気作品『SKYキャッスル』のチョ・ヒョンタクPDと、脚本家のユ・ヒョンミが再びタッグを組んだことでも期待を集めている。

(写真=JTBC)チョン・ヘイン(右)とBLACKPINKのジス

本作の船出は容易ではなかった。放送前、一部のオンラインコミュニティでは、民主化運動を卑下し、国家安全企画部やスパイを美化するなど、歴史歪曲に対する憂慮の声が高まった。また、独裁政権を正当化するという批判も提起され、議論が巻き起こった。

チョ・ヒョンタクPDは、「『スノードロップ』は、ユ・ヒョンミ作家が長く準備した企画だ。2008年に、とある政治犯収容所から脱北した脱北者の手記を見てインスピレーションを受けたという。その後、多くの紆余曲折を経て話は拡張し、作家本人が80年代に大学に通いながら、女子寮に住んだ経験もある。そうした共感が合わさり、『スノードロップ』が具体的になった。北朝鮮の脱北者の手記として出発し、素材内に北朝鮮に関する言及が入るが、そのような部分は政治的、理念的なものよりも、北朝鮮の人間自体、あえて北朝鮮にフォーカシングするよりも、人間について深く密度をもって観察しようとしたと思う」と付け加えた。

『スノードロップ』は、韓国JTBCで12月18日22時30分より放送開始。日本では、12月19日0時10分より配信される「Disney+(ディズニープラス)」の新コンテンツブランド「スター」にて視聴可能だ。

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