V.Iスキャンダルで業界が“クリーン”に? 変わりつつある韓国芸能事務所のポリシー

2019年05月09日 話題 #V.Iスキャンダル

“V.Iスキャンダル”は歌謡界と放送界全体を巻き込み、韓国芸能界を“廃墟”にした。

世間からは「世界的に盛り上がっていた韓流ブームにブレーキがかかるのではいか」という懸念の声が相次ぎ、芸能人らに対するファンの失望感も相当なものであった。

しかし、韓国芸能界の秩序を今一度見直す“順機能”をもたらしたのも事実だ。芸能人の人柄や立ち振る舞いに対する基準が高まったのである。

韓国芸能事務所の中でも、所属タレントの管理システムにおいて対立にあるとされているのがJYPエンターテインメントとYGエンターテインメントだ。今回の“V.Iスキャンダル”によって、他の芸能プロダクションが続々とJYPエンターテインメントの方針を見習い始めている。

その名の通り“V.Iスキャンダル”の中心人物となった元BIGBANGのV.Iは、先週までおよそ17回にわたって警察に召喚され、取り調べを受けた。現在は拘束令状が申請されている状況だ。

V.Iの容疑は、大きく分けて外国人投資家に対する性接待と、2億ウォン(約2000万円)相当の横領の2つだ。しかし、その他浮上する大小さまざまな議論の真偽も定かではなく、彼に対する疑惑の目は日々大きくなっている。

V.Iのほかにも、今回の事件によって多くの芸能人に疑惑が浮上した。

歌手チョン・ジュニョンは、性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)の疑いで真っ先に拘束された。元FTISLANDチェ・ジョンフン、歌手ロイ・キムといった芸能人らもV.Iやチョン・ジュニョンと共にカカオトーク上でわいせつ物を流布したとされており、各種法的措置が予想される。

“実力派YG”と“人柄重視のJYP”。命運を分けたのは事務所のポリシー

ある芸能プロダクションの代表は、今回の一連の流れについてこう話している。

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