SUPER JUNIORの兵役10年史を振り返る「K-POPアイドルの教科書」

2019年05月08日 K-POP #兵役 #SUPER JUNIOR

最初に入隊したのは2010年7月に現役入隊したカンイン。そしてヒチョル(2011年9月入所、2013年8月召集解除)、イトゥク(2012年10月入隊、2014年7月除隊)、イェソン(2013年5月入所、2015年5月召集解除)がそのあとを追って兵役を務め、シンドンとソンミンも2015年3月に一週間置きに入隊し、2016年12月に除隊した。

ウニョクとドンへ、シウォンも同時期(2015年10~11月入隊、2017年7~8月除隊)に兵役を務めており、2016年10月入隊、2018年7月除隊したリョウク、そして先日召集解除されたキュヒョンがSJの兵役リレーに終止符を打った。

それまで、兵役中のメンバーがいるグループは音楽活動を控えるのが一般的だったが、SJは兵役中のメンバーが抜けた状態でも依然として活動を行っている。

ただし、リーダーのイトゥクの兵役中と、ウニョク・ドンへ・シウォンが同伴入隊した時期にはグループとしてアルバムを出していないが、これはリーダーに対する礼遇、そしてチームワークおよびバランスを考慮したものとの分析だ。

メンバーたちの入隊が本格化する前から「Super Junior-T」「Super Junior-Happy」などのユニットは存在したが、入隊が本格化した後にSJが満を持して披露したユニットは「SUPER JUNIOR-M」だ。

また、SJ初のバラードユニット「Super Junior-K.R.Y.」と「Super Junior-D&E」は、10年間も国内外で活動を展開しながら、グループ全体に活気をもたらした。

そんなSJの最大の強みといえば、各メンバーのキャラクターが個性的で活動ジャンルが幅広いことだろう。

(写真提供=Label SJ)

イトゥクはイベントおよび番組のMCとして頭角を現しており、“宇宙大スター”という枕詞を売りにするヒチョルはバラエティ番組で引っ張りだこ。

シンドンは最近いくつかのミュージックビデオを手がけながら映像監督として活躍中で、シウォンはドラマ『国民のみなさん』で主演を務めるなど、俳優としても活躍している。

イェソン、リョウクはソロ歌手としても存在感を発揮し、ドンへ、ウニョクはグループ内で最も活発にユニット活動を展開。先日除隊したキュヒョンは、早くもバラエティ番組の出演が決まった。

このように、メンバーたちの兵役が行われる10年間、様々なユニット活動やソロ活動で乗り越えたSJ。

今年の下半期には完全体としてのアルバムを10年ぶりにリリースすると予告しているだけに、今後の活躍にさらなる期待が集まる。

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