【独占インタビュー】俳優アン・ボヒョン「デビュー8年に感謝、祖母のために…」

2021年11月14日 話題

『ユミの細胞たち』が放送を終えたあとに会ったアン・ボヒョンの顔には、120点の笑顔があった。アン・ボヒョンは言った。

「まだ『ユミの細胞たち』の世界から抜け出せていない。キム・ゴウンはキム・ユミそのものだった。そのおかげで演技中、感情移入がしっかりできた。キム・ゴウンは僕より年下だが学ぶところがとても沢山あった」

アン・ボヒョンは『ユミの細胞たち』の写真が公開されるや否や、グ・ウンとの高いシンクロ率を示して話題を集めた。長髪に髭などでグ・ウンを完全再現したのだ。

「グ・ウンはシグネチャーではあるが、僕から見てもイマイチな男だと思う(笑)。どの女性が見ても嫌がるようなビジュアルだった。けれど、作品のため、キャラクターになりきるようにしてからはシンクロ率という点で(視聴者たちが)喜んでくれて力になった。撮影現場の写真も最初はどうしようかと思ったけど、逆に“災い転じて福となす”となったと思う」

アン・ボヒョンはシーズン1の結末で、キム・ゴウンと別れ “元カレ”になった。シーズン2では、キム・ゴウンとジニョンがストーリーを描いていく予定である。

「別れるシーンはすでに知っていたが、内心原作通りにする必要はないと思った。ただ、別れを通してまた違うキャラクターとの物語が展開され面白くなるものなので、受け入れなければならないと思いつつ、少し惜しい気持ちもある」

そう言ってちょっぴり残念がったアン・ボヒョン。ならば、実生活での彼の恋愛スタイルはどうだろうか。

(写真提供=FNエンターテインメント)

「少なくともウンのように短答型で返事したりはしない。初対面でスリッパを引きずったりもしない。僕は、誰かが何かをやってくれるよりも自分がやってあげたりするのが好きだ。 ウンと似ているのは、痛みや傷をあまり共有しないということ。そういう部分で言うと、ウンのもどかしさとも似ているかもしれない」

また、アン・ボヒョンは高クオリティーアニメーションについても言及した。

「撮影をする時、どのように合わさるのか気になっていたが、毎回期待以上だった。不思議でもあり、むしろ俳優たちが細胞の力を受けた気がする」

では、アン・ボヒョンにとって『ユミの細胞たち』とはどんな意味を持つのだろうか。過去作品を振り返りながら彼は語る。

「これまでは作品の中で死んだり、足長おじさんのような役柄だった。そのような面で言うと、今回の『ユミの細胞』は新しい挑戦だったし、自信ができた。妹が作品を褒めるほうではないが、今回は認めてくれた。ウンは本心だったと伝えたい」

アン・ボヒョンは早くも次回作を決めている。今度はtvN新ドラマ『軍検事ドーベルマン』では軍検事に変身する予定だ。

いつのまにかデビュー8年を迎えたアン・ボヒョンは語る。

「一度も2カ月以上休んだことがない。本当に小さな役割から今まで休まず働いてきた。 依然として僕のことを知らない方も多いと思うが、僕の中では確かに成長している。今まで持ちこたえてくれたことに満足しており、感謝している。 これからもやることが多いので、初心を忘れずにもっと頑張りたい」

アン・ボヒョンの'熱心'な細胞の原動力は家族だという。

「自分のことよりも家族が大事。1位だ。特に祖母のためにいう気持ちが大きい。祖母は遅い時間の放送でもすべて見てくださる。小さな役でもかならず見てくれて、感謝しながらも少ししか出番がなく申し訳なかったが、今ではお見せできて嬉しい。もちろん休みたいと思うこともあるが、この職業がいい。そして、僕の演技を楽しみにしてくださる祖母のためにも休まずにやらなければならないと思っている」

最後にアン・ボヒョンは力強く語った。

「少しずつ上がっていく固い過程が面白い。小さな端役のときであっても今でも、心構えは同じだ。責任感とプレッシャーが生じ、不安細胞を共存することもあるが、それを振り払うためにもっと頑張りたい」

(写真提供=FNエンターテインメント)

◇アン・ボヒョン プロフィール

1988年5月16日生まれ。韓国・釜山(プサン)出身。2007年にモデル活動をスタートさせた。2014年に演技の世界に足を踏み入れ、2016年に日本でも人気を集めたドラマ『太陽の末裔』(KBS2)に出演して注目を集めた。中学・高校とアマチュアボクシング選手として活躍し、釜山の代表選手として全国大会を制したことも。2020年、ドラマ『梨泰院クラス』の悪役ぶりで一躍注目を浴びる。

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