韓国の芸能事務所MYSTIC STORYが初めてローンチするガールズグループ「Billlie（ビリー）」が、第4世代アイドルとしての力強い第一歩を表明した。
【写真】Billlieの“モデル出身日本人メンバー”ツキ（福富つき）とは？
Billlie（シユン、ツキ、スヒョン、ハラム、ムン・スア、ハルナ）は11月10日、初のミニアルバム『the Billage of perception : chapter one』をリリースし、K-POP界に正式デビューする。
10日午後に行われたオンラインショーケースで、Billlieのメンバーはデビューに対する感想を述べた。
スヒョンは「（昨日は）寝そびれました。緊張して実感も湧きません」とし、ハラムは「初めて正式に自分たちを紹介する場なだけに緊張しています。それでも、一人ではなくメンバーと一緒なので頼りにしています。これからがスタートです」と伝えた。
BilllieはMYSTIC STORYが初めてローンチするガールズグループなだけに、業界内外で大きな関心を集めている。シユンは「ユン・ジョンシンPDから“自分たちの持つ情熱と初心を失わず、継続して努力して、ステージに立ったときは楽しみなさい”というアドバイスをいただきました」と語る。
「Billlie」というグループ名には、「誰もが持っていて共感できる内面の自我、自分たちの“B-side”を表現する」という由来が込められている。ムン・スアは「多くの人々の心を温かく癒す良い音楽を伝えたいです」と意気込んだ。
Billlieの強みは、しっかりとしながらもユニークなコンセプト・ストーリーテリングと、これらを説得力を持って具現化できる音楽とパフォーマンスにある。
グループにはASTROムンビンの実妹ムン・スア、日本の『Popteen』専属モデル出身のツキ（福富つき）、ウェブドラマ『A-TEEN』でヨ・ボラム役を演じたキム・スヒョンらが合流した。
ムン・スアは「オッパ（兄）がたくさんアドバイスをしてくれます。そばで長い間見てくれる頼もしい支援軍です」と、実兄ムンビンに対する感謝の気持ちを表した。
デビュー曲『RING X RING』は、とある村で起こった出来事をめぐるミステリーな物語が込められている。エレキギターやシンセサイザーの組み合わせが効いたサウンドに、「跡形もないってば」というBilllieの歌声が強烈な中毒性を誘発する。
Billlieのデビューアルバムはプロデューサー陣も華やかだ。
タイトル曲『RING X RING』は、数々のヒットソングを手掛けて作曲家イ・ミンスと作詞家キム・イナが意気投合。また、メンバーのムン・スアとシユンも初アルバムからラップメイクに参加し、特別感を倍増させた。
スヒョンは「メンバーのボーカル、ラップ、ダンスが目立つ6曲が収録されています」とし、ハルナは「次のアルバムにつながる連作形式で、Billlieがどんな世界観を紡いでいくのか見守ってほしいです」と強調した。
STARSHIPエンターテインメントの新人ガールズグループ「IVE（アイブ）」や、JYPエンターテインメントの新人ガールズグループまで、大型グループが相次いでデビューを控えているK-POP界。
多方面で活躍できる実力を持つ第4世代が世界市場で躍進を見せるなか、Billlieも力強い抱負を語る。Billlieだけの強みについて、ハラムは「それぞれの個性があふれるメンバーだけが集まったので、独特な色が出ると思います」と強調した。
最後に、今後叶えたい目標について問われると、ハルナは「一生にたった一度しかもらえない新人賞をいただきたいです」とし、ツキは「“オールラウンドアイドル”、“期待株”、“音源チャート・オールキル”のような修飾語が欲しいです」と強い願いを伝えた。
はたして、Billlieは今後どのような活躍を繰り広げ、K-POP市場に新たな活力を吹き込むのか。これからの活動が期待される。
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