国家の忠臣だったのに…えっ、逮捕?映画『茲山魚譜』の本編冒頭映像が解禁

第57回百想(ペクサン)芸術大賞で大賞を受賞し、先日発表された第30回釜日映画賞で最優秀監督賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』の、本編冒頭映像が解禁となった。

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本作は、『王の運命-歴史を変えた八日間-』のイ・ジュニク監督が贈るモノクロームで描かれる美しき絆の物語だ。キリスト教が迫害されていた19世紀初頭の朝鮮時代、熱心な教徒だった天才学者・丁若銓(チョン・ヤクチョン)は最果ての島に流刑になる。しかしそこには、豊かな海と自然、そして素朴な人々との出会いがあった。

次第に海の生物たちの魅力にとりつかれ、庶民のための”海洋学書”を書き記したい欲望が生まれていく。そして島民の誰より海の生物に詳しい若き漁夫・昌大(チャンデ)と出会い、やがて二人は互いに師となり友となるのだったが…。

国家の忠臣だった丁(チョン)兄弟が異教徒として逮捕!!

丁若銓(ⓒ 2021 MegaboxJoongAng PLUS M & CINEWORLD. ALL RIGHTS RESERVED.)

今回解禁となった冒頭映像では、時代は1801年。国家に仕えた天才学者・丁若銓(演者:ソル・ギョング)が王の正祖(演者:チョン・ジニョン)からの信頼厚く、「そなたたちを重用する日が必ず来る」「何があろうと生き延びよ」と官吏の職に就くことに。

しかし、1年後に正祖が亡くなると、西学を重んじ異教徒である丁は、後継である純祖と腹心らによって、兄弟3人とも捕らえよと厳しい命令が下るまでが描かれている。

正祖(ⓒ 2021 MegaboxJoongAng PLUS M & CINEWORLD. ALL RIGHTS RESERVED.)

正祖はチョン・ジニョン、一緒に逮捕される弟の丁若鍾はチェ・ウォニョン、丁若鏞は
リュ・スンリョンが演じている。

注目時代劇映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』は、11月19日からシネマート新宿ほかで全国順次ロードショーだ。

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