俳優イ・ジフンが新ドラマ『スポンサー』(原題、iHQ)の撮影現場から浮上した疑惑について解明した。
【注目】イ・ジフン、出番が少ないからと監督や脚本家を解雇に?
先立って11月3日、『スポンサー』の撮影現場でイ・ジフンとその知人が、スタッフに暴言やパワハラを行ったとの疑惑が浮上した。暴露者は「組織暴力団員なのか、近所のヤンキーなのかは知らないが、現場に来て脅迫するのは間違っている」などと主張した。
それに対してイ・ジフンの所属事務所は公式立場を発表し、「イ・ジフンが当日謝罪をすぐに試みましたが、円満に成り立たず、残念だ。友達の方が現場に訪れて物議を醸した部分については、俳優も深く反省中」と謝罪した。
さらに、『スポンサー』(もとのタイトルは『欲望』)の脚本家パク・ケヒョンが、とあるメディアとインタビューで「イ・ジフンが自分が主人公なのに出番が少ないと制作会社にアピールし、私だけでなくスタッフの半分が交代となった。変わったのではなく、監督、撮影監督、照明監督などのスタッフたちが一方的に解雇通知を受けた」と主張した。
続いて「第8話まで台本を書いたが、第3~4話から別の脚本家にやらせ、内容を少しずつ変え始めた。途中で脚本家を無断で入れ替えた。ストーリーラインと(主人公の)名前も同じなのに、その瞬間に私の名前はなくなった。あまりにも気が詰まる」とした。
これに対して『スポンサー』側は、『OSEN』に「ストーリー上の危険な設定があった部分の修正を要請したし、またいくらキャラクターの特性があったとしても、1話に4シーンだけ、それが第4話まで続くというのは話にならなくて修正を要請した。しかし何度修正を要請しても反映されず、お互いの合意下でやらないことにした」と述べた。
また「俳優が交代させると言って、演出陣の全面交代が可能になるということがあり得るのかと問いたい。そんな憶測はないことを願う。遺憾だ」と付け加えたりした。
騒動のなか、イ・ジフンは11月5日、インスタグラムに“パワハラ疑惑”と関連した長文を投稿した。
イ・ジフンは、「1つ目、その日の朝、私の友人が誕生日パーティーをしてくれたのではなく、とてもありがたいことに、私のファンの方である2人が早朝からすべてのスタッフの食事を用意して来てくれた。そして午前の撮影が終わって地下駐車場で、短くお祝いしてくれたことが全部だ。2つ目は、私がズボンを脱いで騒動を起こしたという話にならない噂が出回っているが、私の名前にかけてそのようなことは決してなかった。現場スタッフたちが全員見て、知っている事実だ。セット場での撮影ではなく、野外撮影のときは、着替えをする場所がまったくなく、車の中、トイレ、路上、商店街の廊下などで着替え、そのたびにいつも私のスタッフの友達が隠してくれた」と明らかにした。
続いて「3つ目、友人とFDの方との間に葛藤が生じたが、私が同調したということは絶対にない。止めた。これもスタッフの方々が見た。私の目が“なんでオレに触れるのか?”ではなく、私の友人に“お前、何をやっているのか? FDの方も止めて”と、これが全部だった。そして撮影が終わるまで待ち、FDの方に友人とのことを謝罪したいと言ったが、“接近禁止だよ、ノータッチだよ、弁護士と話が全部終わった”などと話し、直接謝罪をすることができなかった。CCTVを見ればわかるはず」と伝えた。
またイ・ジフンは、「4つ目は、脚本家の方についての話は初耳だ。私がなんだからと言って、脚本家の方を交代してほしいという話をするのか。ただドラマが始まる前、監督がキャラクターの説明をしてくれ、カカオトークで監督を信じていきますというメッセージを残した。それがすべてだ。監督と話した内容はある。脚本家と制作会社側だけが知っている話が事実のように出るのであれば、私はカカオトークの内容を上げる」と、強調した。
最後にイ・ジフンは「5つ目、やってはならない。一体私がどんな部分でパワハラをしたのかという話はなく、記事が次々と出て、今では私が現場でパワハラをしたという記事になっている。私はパワハラをする気がない人間だ。応援してくれるファンの方々に、そして悪い視線で私を見るすべての方々に、私が間違ったことだけを非難してくれたらと思う。この文章を書きながら、私が間違っていた部分を正確に考えた。反省して直すべきことは、今回の出来事を契機に直す」と、文章を締めくくった。
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