第57回百想(ペクサン)芸術大賞で大賞を受賞し、先日発表された第30回釜日映画賞で最優秀監督賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』から、本編映像の一部が解禁となった。
本作は、『王の運命-歴史を変えた八日間-』のイ・ジュニク監督が贈るモノクロームで描かれる美しき絆の物語。
今回解禁となった本編映像の一部は、相互に師弟関係を結んだ丁若銓(演者ソル・ギョング)と、漁夫の昌大(演者ピョン・ヨハン)の会話で、昌大が丁若銓から学問を教えてもらう代わりに、魚の知識を教えている。
漁夫として魚を捕りながら、丁若銓の質問に答える昌大だが、メモをとりながら、熱心に逐一質問をする丁若銓に対し、「質問が多すぎます」と受け流そうとする。
しかし知識欲の強い丁若銓は、「問うことも学びの一つだ。覚えるだけが勉強じゃない」と突っかかるのだった。
身分、年齢の差を超え、どちらが学者かわからないような師弟関係の光景。少年のような純粋の気持ちで魚の知識を学ぼうとするソル・ギョングと、本当の漁夫のように魚の解説をし、巧みに魚を捕るピョン・ヨハンの自然な演技力に注目だ。
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