ENHYPENのカムバックが明日(10月12日)に迫っている。7人はデビュー後初となるフルアルバム『DIMENSION:DILEMMA』を発表する。
去る4月に発売された2ndミニアルバム『BORDER:CARNIVAL』以来、約6カ月ぶりのカムバックで世界中のファンの関心が集まっている中、8日と10日にはリード曲『Tamed-Dashed』のミュージックビデオティーザーが公開された。公開直後から、アルバム名と曲名がTwitterの世界リアルタイムトレンドにランクインするなど、大きな盛り上がりを見せている。
そして今回、ENHYPENのカムバックで注目すべきポイントをまとめた。
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『DIMENSION:DILEMMA』はENHYPEN初のフルアルバムだ。
新たに『DIMENSION』シリーズが幕を開けた始めた彼らは、口火を切る『DIMENSION:DILEMMA』を通じて、デビュー後の複雑な世界で様々な欲望と向き合い、ジレンマに遭遇した少年たちの物語を描く予定だ。
ENHYPENは前作『BORDER』シリーズで注目すべき成果を収め、“第4世代ホットアイコン”に。デビューアルバムの『BORDER:DAYONE』は、発売日の1日で計31万8528枚(韓国「ガオンチャート」調べ)を売り上げ、2020年にデビューしたグループのアルバム(単一アルバム基準)における最高記録を打ち立てた。
続く2ndミニアルバム『BORDER:CARNIVAL』は、米ビルボードのメインアルバムチャートである「ビルボード200」で18位にランクインし、日本のオリコンチャートでも2週連続「ウィークリーアルバムチャート」1位を記録していた。
そして今回のアルバムは、先行予約枚数だけで92万6000枚超を記録しており、最終的にどこまで伸びるのかに注目が集まっている。
ENHYPENはアルバムリリースに先立ち、「SCYLLA(スキラ)」「CHARYBDIS(カリュブディス)」「ODYSSEUS(オデュッセウス)」といった3つのコンセプトを掲げ、様々なコンテンツを公開してきた。
華やかな世界で感じる不慣れで寂しい感情から、平凡な日常の中の幸福感。そして激しいスポーツを楽しみながら泣き笑いする少年たちの姿まで、ENHYPENは幅広いコンセプト消化力を誇る一方、初めて“清涼”というコンセプトを試みるという点で期待を集めている。
リード曲の『Tamed-Dashed』のミュージックビデオティーザーが、これを如実に表している。
青い海で楽しいひとときを過ごす姿や、砂浜でラグビーをして汗を流す姿など、スポーティーかつパワフルさを伝え、これまでにないENHYPENの魅力に期待が寄せられている。
10月6日に公開されたアルバムのプレビュー映像を通じて、ENHYPENのデビューアルバムからとも作りあげてきたWonderkid(ワンダーキッド)とパン・シヒョク(“hitman”bang)プロデューサーらHYBEレーベルが、今回のアルバムにも参加している。
HYBEレーベル軍団は、『Intro:Whiteout』『Interlude:Question』をはじめ、前述した『Tamed-Dashed』、収録曲『Upper Side Dreamin』などのクオリティを高めている。
さらに、多くの広告やブランド、マガジン、プロモーションビデオのスタイリングを進めてきたビジュアルディレクターのキム・イェヨンが、アルバムのビジュアルやスタイリングを演出することにより、音楽・ビジュアルともに進化しているという。
このようにENHYPENは、より爽やかな姿で舞い戻ることを予告し、カムバック準備を終えた。
明日18時に『DIMENSION:DILEMMA』をリリースし、同日19時にMnetで放送されるカムバックショー『DIMENSION:DILEMMA』で新曲のステージを初披露する予定だ。
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