ラッパーのノエル(NO:EL、本名チャン・ヨンジュン)の父であるチャン・ジェウォン議員が9月28日、最終的にユン・ソギョル(尹錫悦)前検事総長のキャンプ総括室長職を辞任した。
【注目】チャン・ジェウォン議員の「資格はく奪せよ」に12万人が賛同
チャン・ジェウォン議員は、SNSに「ただ1分間も耐えることが難しかった。国民に申し訳なく、恐縮だが、(ユン・ソギョル)候補の許諾を得ず、キャンプ総括室長の職を降りる」とし、「職を降りることが候補の助けになると判断した。白衣従軍しながらユン候補の大統領当選を応援する」と明らかにした。
チャン・ジェウォン議員の息子であるノエルは去る9月18日22時半頃、ノエルはソウル瑞草(ソチョ)区でベンツを運転して接触事故を起こした。彼は現場にいた警察が飲酒測定と身元確認を要求すると、それを拒否し、頭で警察官に暴行したと伝えられた。
ノエルは2019年9月にも飲酒運転事故を起こしており、2020年6月に懲役1年6カ月、執行猶予2年を宣告されている。つまり執行猶予期間中に事故を起こしたことになる。
そのため韓国大統領府の国民請願掲示板には9月23日、ノエルの父であるチャン・ジェウォン議員の国会議員職をはく奪するべきという国民請願が登場した。その国民請願は、わずか4日間で13万人の賛同を得ている。韓国の国民請願は、30日以内に20万人以上が賛同すれば、政府関係者の公式回答を聞くことができる。
チャン・ジェウォン議員は、「涙で日々を送る妻、食事もまともにできないでいる母。家は廃墟になった」とし、「もはや子供を正しく育てられなかった父親の罪を深く反省し、自粛の時間を持つ」と語った。
続いて「罪を犯した息子(ノエル)だが、これまでできなかった父親としての役割を忠実に行う」と付け加えた。
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