K-POPガールズグループのITZY(イッジ)とaespa(エスパ)が、下半期にさらなる成長を目論んでいる。
最近注目すべき成績を残している“第4世代”を代表する2つのガールズグループ、ITZYとaespaが並んでカムバック活動に突入する。メンバー全員が2000年代生まれで、独特なコンセプトと世界観で存在感を示している。
ITZYは去る9月24日、初のフルアルバム『CRAZY IN LOVE』とタイトル曲『LOCO』を全世界同時発売してカムバックした。デビューから約2年7カ月にして初めてフルアルバムを発売したITZYは、高い完成度を誇る新曲とタイトル曲で、K-POP第4世代を代表するガールグループとしての存在感を見せた。
2019年に『DALLA DALLA』でデビューしたITZYは、発売から10日で音楽番組1位というガールズグループ最短記録を叩き出し、快調なスタートを切った。デビュー時から肯定的なメッセージで若者世代からの反響を集めた彼女たちは、『ICY』『WANNABE』『Not Shy』などを通じて強烈なパフォーマンスと独特なコンセプトを見せつけた。
特に今年4月30日に発表したミニアルバム『GUESS WHO』とタイトル曲『Mafia In the morning』は、各種グローバルチャートで好成績を収め、明確な成長を証明した。米ビルボードのメインチャートである「ビルボード200」で148位に初ランクインし、別のメインチャートである「アーティスト100」で99位に入るなど、米ビルボードの3大メインチャートの2つに同時ランクインする快挙を成し遂げた。
新曲『LOCO』で本格的なカムバックに突入するITZYは、国内外の熱い関心をもう一度証明する見込みだ。
SMエンターテインメント所属のaespaも、グローバルな成長の勢いを見せている。aespaはデビュー曲『Black Mamba』とシングル『Next Level』でミュージックビデオYouTube再生回数1億回を達成。国内外の音源チャート1位からロングランと高い音楽性を証明し、人気ガールズグループの仲間入りを果たした。
特に前作のシングル『Next Level』は公開直後に韓国の音源チャート1位はもちろん、米ビルボードの「グローバル200」「ビルボードグローバル(アメリカ除く)」「ワールドデジタルソングセールスチャート」、中国QQミュージックなど、グローバルチャートで好成績を収めた。
aespaは来る10月5日に初のミニアルバム『Savage』を発売し、さらなる飛躍を準備する。同名タイトル曲『Savage』をはじめ、様々なジャンルの全6曲が収録された。
アバターと共にする世界観から「メタバースガールグループ」と呼ばれ、2020年にデビューしたaespaは現在、様々な業種の広告モデルに抜擢されるなど広告界からも注目を集めている。『Next Level』で見事な成果を見せただけに、初のミニアルバムでさらなる活躍が期待される。
第4世代のガールズグループが多様化しながら自分たちの領域を拡大していきているなかで、ITZYとaespaは個性を最大化したスタイルとパフォーマンス、アバターやバーチャルリアリティなどのコンセプトで差別化を図り、若者世代からの支持を狙っている。
とあるK-POP関係者は、「まだ新人だが、チームだけの差別化された部分をしっかり持っており、自分たちだけの音楽カラーを作っている。音源チャートで長期間、上位をキープしているという点だけでも注目に値する成果と見ることができる」とし、「顕著なグローバル人気を見せているITZYとaespaが、今回の活動を通じてどんな成長を見せてくれるか注目される」と述べた。
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