映画『徐福』で人類初のクローン人間を演じるパク・ボゴムに大注目したくなる理由

パク・ボゴムとコン・ユが共演する映画『徐福』が、韓国でも意欲作として期待を集めている。

なにしろ、人類初のクローン人間をめぐる人間同士の暗躍を描いている。そのクローン人間に扮するのがパク・ボゴムだ。

彼ほどの人気俳優になると、次から次へとオファーがきて、どの作品を選ぶかがとても悩ましくなる。身体は1つしかないのに、持ち込まれる企画は無数にあるからだ。

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そのときに、俳優の個性が出る。自分の持ち味が生かせる従来路線の作品を選ぶか、あるいは、まったく新しい役にチャレンジして自分の可能性を広げてみるか。

そのどちらかが問われる。

既存のイメージを守れる作品であれば、意図せぬ失敗の危険性を減らすことができるが、同じイメージが重なるという点が否めない。

その一方で、果敢に新しい役に挑めばリスクもあるが、その分、チャンスも広がる。熟慮の末、パク・ボゴムが出した結論が「チャレンジ」だった。

前例ない役柄。それでも心強いのは…

そうして『徐福』でクローン人間を演じることになったが、生身の人間とは表情や立ち居振る舞いも微妙に違ってくる。つまり、今までに前例のない役を引き受けた、と言える。かなり重圧を感じることだろう。

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