JYJユチョンと彼の元婚約者ファン・ハナが、麻薬投薬容疑をめぐって異なる主張を繰り広げている。
事の発端は、4月8日。ファン・ハナが麻薬投薬の疑いで立件され、捜査の過程で「芸能人Aが私に麻薬を勧めた」「寝ている自分に麻薬を密かに投薬した」と警察に供述した。“芸能人A”という報道に対して、世間は自然と元婚約者であったユチョンに疑惑の目を向けることとなった。
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これを受けたユチョンは昨日(4月10日)、ソウル中区プレスセンターで緊急記者会見を開き、自身に浮上した麻薬関連容疑に関する潔白を主張した。ところが、警察はユチョンを被疑者として立件し、取り調べを行うことも視野に入れているという。
ユチョンは記者会見の場で、「決別後にはファン・ハナの脅迫に苦しめられましたが、彼女は私が本当に辛かった2017年当時、世の中のすべてが私に背を向けたときに私の傍にいて、私を好きでいてくれた人です。そのため(私自身も)責任を感じ、申し訳ないという気持ちが大きかった」とし、「しかし、麻薬を吸引したこともなければ、勧めるようなことはさらにありえません」と強調している。
一方、同日報道された韓国SBSの『8ニュース』によると、ファン・ハナが「パク・ユチョンとともに麻薬を投薬した」と供述したことから、警察は事実関係の確認に努めている。
さらに、別のメディア『ニュースデスク』(MBC)によると、ファン・ハナは捜査の過程で「2015年にヒロポンを投薬して以降(麻薬は)やめたが、パク・ユチョンの勧めで再び麻薬を吸引するようになった」「今年の初めにもパク・ユチョンと麻薬をやった」と供述し、ユチョンと相反する主張を述べている。
警察は今後、ファン・ハナがユチョンとともに麻薬を投薬したとされる現場周辺の防犯カメラなどを確保し、事実確認を行う計画だという。調査の過程で物的証拠が確認され次第、ユチョンを召喚して取り調べを行う方針だ。
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