映画『王の男』監督が連ドラ初挑戦。“2032年を描く”新ドラマ『ヨンダー』主演キャスト発表

2021年09月02日 話題 #韓国ドラマ

『王の男』『王の運命-歴史を変えた八日間-』などで知られる映画監督イ・ジュンイクが初めて手がける連続ドラマ『ヨンダー』(原題)のキャストが決定され、まもなく撮影に突入する。 

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制作を手がけるTVING側は9月2日、シン・ハギュン、ハン・ジミンが出演することを発表した。

同作は、亡くなった妻からメッセージを受信した男が妻に会える未知の空間“ヨンダー”に招待されることで繰り広げられる物語だ。科学技術の発展が作り出した世界“ヨンダー”と向き合った人間群像を通じて、生と死、永遠の幸せとは何かについて問いかける。

何よりも、『王の男』『王の運命-歴史を変えた八日間-』『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』『茲山魚譜』などを通じて韓国映画界に大きな影響を残してきたイ・ジュンイク監督初の連続ドラマであり、早くも熱い視線が注がれている。

歴史を通じて現代にも有効な価値を取り上げ、作品ごとに意義のある質問を投げかけたイ・ジュンイク監督。彼が何度もタッグを組んできたスタッフ陣と一緒に作り上げる2032年の近未来にファンの期待が集まる。

なお、シン・ハギュン、ハン・ジミンの共演も話題を集めている。

シン・ハギュンは妻の死後、虚しい人生を続けいる記者のジェヒョン役を演じる。ジェヒョンは死んだはずの妻から「会いにきて」というメッセージを受信し、混乱に陥る人物だ。

数多くの作品を通じて確固たる世界を築いてきたシン・ハギュンが、“こちらの人生”と“ヨンダー”の間で葛藤するジェヒョンの複雑な内面を繊細に表現する予定。彼は「誰もが一度は想像したはずだが、誰も経験したことのない世界と、ジェヒョンという人物を通じて新しい姿をお見せできそうで期待している。特にイ・ジュンイク監督と作っていく新世界が待ち遠しい」と感想を述べた。

(写真提供=HODU&U、BHエンターテインメント)シン・ハギュン(左)、ハン・ジミン

ジェヒョン死んだ妻で“ヨンダー”に属する存在イフ役は、女優ハン・ジミンが務める。イフは安楽死を選ぶ直前に謎の契約結び、夫・ジェヒョンをヨンダーに誘う人物。

ハン・ジミンは「台本を読んで生と死を超越した、本当の幸せに対する話だと思った。普段から尊敬していたイ・ジュンイク監督、シン・ハギュン先輩とご一緒できて光栄だ。イ監督が導く新しい世界では、幸せだった瞬間がさまざまな姿で表現されそう。期待している」と明かした。

イ・ジュンイク監督は2人の主演俳優に格別の信頼を示した。「シン・ハギュンさんはジェヒョンが持つ内面を表現するのにぴったりな器だと思う。極限の状況に置かれジェヒョンの感情変化を、より深く伝えられるはずだ。また、感情の振幅が大きいイフを通じて現れるハン・ジミンさんの演技力も期待している」と話した。

『ヨンダー』は、2022年に韓国TVINGにて配信される予定。

(記事提供=OSEN)

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