韓国KBSの新時代劇『太宗イ・バンウォン』主演キャスト決定!まもなくクランクアップへ

韓国KBSの大河ドラマ(正統派時代劇)『太宗イ・バンウォン』の主演キャストが決定した。

【関連】主人公役のチュ・サンウクは誰?

同作は、高麗(コリョ/こうらい)という古い秩序を崩壊させて新たな秩序を作り上げていた朝鮮の建国初期を舞台とし、最も建国をリードしたイ・バンウォン(のちに第3代国王)の新たな姿に迫る。

『龍の涙』(1996年放送、全159話)、『太祖王建』(2000年放送、全200話)『大祚榮』(2006年放送、全134話)などで大河ドラマの全盛期を導いたKBSが、2016年放送の『チャン・ヨンシル』以来5年ぶりに制作する記念すべき作品だ。

まず、タイトルロール(表題役)を務めるのは俳優チュ・サンウク。『善徳女王』『不滅の恋人』と2作の時代劇に出演して安定した演技力を披露した彼が、新たな観点からイ・バンウォンを作り上げる予定だ。

(写真=HBエンターテインメント)チュ・サンウク(左)、キム・ヨンチョル

高麗を倒した不敗の勇将で朝鮮を建国した太祖イ・ソンゲ役は、キム・ヨンチョルが演じる。

イ・ソンゲは乱世に必要な英雄の風貌を備えた不敗の勇将だったが、息子であるイ・バンウォンに2度も敗れ、波乱万丈な人生を送った人物だ。

『大王世宗』『チャン・ヨンシル』ではイ・バンウォン役を演じ、『私の国』ではイ・ソンゲ役を演じているキム・ヨンチョルが、2度目のイ・ソンゲ役をどのように描くのか気になるところだ。

女優パク・チニは自分のすべてを捧げて夫のイ・バンウォンを国王にした元敬王后・ミン氏に扮する。夫の灯りとなったが、見捨てられてしまった悲運の王妃がどのように再解釈されるかにも関心が集まる。

朝鮮時代初の王妃だった神徳王后・カン氏はイェ・ジウォンが演じる。イ・ソンゲに出会って王妃となったカン氏は、イ・バンウォンと対立する人物だ。時代劇初出演となるイェ・ジウォンの活躍も注目すべきだ。

(写真=ELEFUNエンターテインメント、The Queen AMC)パク・チニ、イェ・ジウォン

『太宗イ・バンウォン』制作陣は、「正統派時代劇を待ち望んでいた視聴者の切なる願いと念願を受け、『太宗イ・バンウォン』を企画・制作することになった。歴史的人物であるイ・バンウォンを従来とは違う観点から見直すという点で、視聴者の興味を引くと期待される。巨大な歴史の中で熾烈に生きていた人物たちの人生を知り、時代が望む真のリーダーはどんな姿かに対する話し合いのきっかけえになる作品を目指して一生懸命に視聴者に寄り添う。多くの関心と愛情をお願いしたい」と伝えた。

韓国版『ドラゴン桜』『光宗大王 ~帝国の朝~』などを手がけたキム・ヒョンイル監督と、『戦友』(原題)、『朝鮮神槍手』の脚本家イ・ジョンウが再びタッグを組む『太宗イ・バンウォン』は、今年12月の放送を目標にまもなくクランクインに突入する。

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