韓国社会の暴力の起源とは…カンヌ国際映画祭出展の長編アニメ『豚の王』がオリジナルドラマで復活

2021年08月17日 話題 #韓国ドラマ

俳優のキム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンがドラマ『豚の王』に出演する。

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8月16日、韓国の動画プラットフォームTVINGオリジナル『豚の王』(脚本=タク・ジェヨン、演出=キム・デジン)側は、キム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンのキャスティングを確定したと明らかにした。

『豚の王』は、20年前の友人からのメッセージとともに始まった謎の連続殺人によって、“暴力の記憶”を取り出すことになった人物らの話を盛り込んだスリラードラマだ。

特に悲劇の運命を持った人物を通じて学校暴力をはじめ、韓国社会の暴力の起源を扱った『豚の王』の原作は、ヨン・サンホ監督の同名長編アニメーションで、2012年のカンヌ国際映画祭など多数の映画祭を通じてすでに作品性を認められたことがある。さらにキム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンで構築されたラインナップは、ドラマに対する期待を上昇させている。

ラブコメからオカルト、スリラーまで多様なジャンルを消化し、幅広い演技スペクトルを自慢するキム・ドンウクは、20年前に受けた学校暴力の記憶を忘れずに暮らすファン・ギョンミン役を演じる。ファン・ギョンミンは、愛する妻と一緒に幸せな生活を送っていたが、予期せぬことによって20年前のトラウマを蘇らせる。繊細な感情描写と魅力的な声で出演作品ごとに好評を受けてきたキム・ドンウクが、ファン・ギョンミンというキャラクターをどう描き出すのか注目だ。

(写真提供=キーイースト、サランエンターテインメント)左からキム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアン

20年前の友人からもらったメッセージを追跡する刑事チョン・ジョンソク役には、映画『犯罪都市』『悪人伝』、ドラマ『キングダム』などを通じて圧倒的なオーラを発散したキム・ソンギュが担う。演じるチョン・ジョンソクは、友人から受け取った謎のメッセージを追いかけ、20年前に経験した暴力の記憶を呼び覚まし、これ以上の殺人を防ぐために孤軍奮闘する人物。強烈な演技で明確に自分の色を発揮してきたキム・ソンギュが、今回の作品ではどんな姿を見せるか視線を集める。

最後に、大胆な原則主義者であり、事件に関することであれば猪突猛進するカリスマ刑事カン・ジンア役を、チェ・ジョンアンが演技する。刑事カン・ジンアは、チョン・ジョンソクの警察大学の先輩であり、独断的な捜査でチーム内では不満が絶えないが、どんなときも揺れない大胆な警察だ。多彩な魅力の所有者チェ・ジョンアンが披露する初の警察役の演技は、好奇心を刺激する。

『豚の王』制作陣は、「『豚の王』を通じて韓国社会に蔓延している暴力の起源を振り返ってみる」とし、「極めて魅力的な俳優さんたちと共にできてスタートから良い予感がする。スリラーというジャンル的な快感で満足させることができるように作っていく。たくさんの関心と愛情で、見守ってほしい」と伝えた。

制作陣は8月中に本格的な撮影に突入する。『豚の王』はTVING独占公開で、視聴者を訪れる予定だ。

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