BTSの『Butter』が全米チャートで今年最も長く1位をキープした曲に!ロングランの要因は何?

2021年08月03日 K-POP #BTS

BTS(防弾少年団)の『Butter』が今年最大のヒット曲になった。

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8月3日(日本時間)、米ビルボードは『Butter』がメインシングルチャートである「HOT100」で9週目の頂点に立ったと伝えた。これで『Butter』は今年最も長く1位の座を守った曲になった。

先立ってアメリカの“怪物新人”と呼ばれるオリヴィア・ロドリゴが、去る1月から3月まで『Drivers License』で8週連続「HOT100」1位を達成したが、『Butter』はこの記録を破った。

『Butter』は、5月に発売されると初登場1位となり、7週連続トップをキープ。BTSの別の新曲『Permission to Dance』に1度、トップの座を譲ったが、すぐに再び首位に立ち、また2週連続1位となった。BTSは『Permission to Dance』まで加えると、10週連続1位という快挙を達成したわけだ。

(画像=米ビルボード)「HOT100」最新チャート

BTSの「HOT100」1位の通算回数は、『Dynamite』(3回)、『Savage Love』リミックス(1回)、『Life Goes On』(1回)、『Permission to Dance』(1回)、『Butter』(9回)の計15回に増えた。『Permission to Dance』は先週7位に続き、今週も9位にランクイン。これでトップ10にBTSの2曲が3週連続でランクインする快挙も成し遂げた。

『Butter』の“ロングラン”、要因は?

注目すべき点は、発売10週目に入っても圧倒的な音源販売量を記録したことだ。

そもそも「HOT100」は、音源ダウンロードと実物アルバム発売枚数、ストリーミング回数、ラジオ放送回数を合算して順位をつける。アメリカで今最も人気のある曲が激しく競合するチャートだ。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

そんなチャートで『Butter』は、高い音源販売量で「HOT100」1位の座を守っている。『Butter』は11万2900件の販売量を記録し、「デジタルソングセールスチャート」の1位を守った。ラジオリスナー数は3050万人で、「ラジオソングスチャート」は21位に。音源ストリーミングは810万件で「ストリーミングソングスチャート」44位を記録した。

とある音楽関係者は「BTSが韓国を越えて世界の大衆音楽史に新しい記録を作っている」とし、「発売10週目にも高い音源販売量を維持しているという事実は、アメリカの音楽市場でもBTSファンの影響力が“HOT100”で長期政権を実現するほど大きくなったということだ」と分析した。

海外メディアも『Butter』がロングランを続けると予想しているなかで、来週のチャートでは、リル・ナズ・Xとジャック・ハーロウによる『Industry Baby』との接戦が予想される。『Industry Baby』は7月23日に発売され、初登場2位にランクインした。

リル・ナズ・Xは、2019年に『Old Town Road』で「HOT100」史上最長期間である19週1位の記録を作ったラッパーだ。『Industry Baby』は『Butter』より5倍ほど多くの4060万回のストリーミング回数を記録したが、販売量では『Butter』が『Industry Baby』の10倍を超えて激しい追撃を振り切った。

BTSのリーダー、RMは米ビルボード発表直後、「いつも過分な何かを与えてくれて本当に恐縮しながらも、僕たちのものだが、実際には絶対にあなたたちのものであるということを心に深く刻み込んで生きていく」と、ファンコミュニティを通じて感謝を伝えた。SUGAは「早くコンサートをしましょう」とし、「会いたいし、感謝しているし、愛しています」と書いた。

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