俳優ハ・ジョンウの父親で、俳優のキム・ヨンゴンが39歳年下女性を妊娠させたことなどについて、自らの立場を明らかにした。
8月2日、キム・ヨンゴンは法律代理人を通じて、「まったく予見できない状態で私と法的紛争に置かれることになり、心に傷を負わせた未来のお母さんと子供にも心から残念に思う心を伝える」と述べた。
【注目】39歳年下女性「中絶しない、利己的で無責任だ」と訴訟を提起
キム・ヨンゴンは「2021年4月初め、相手から妊娠4週という知らせを聞いた。お互いの未来を約束したり、計画したりしていた状況ではなかったので、喜びよりも驚きと心配が先に立った」とし、「相手に私の状況だけを訴えて子供を産むことができないと、現実的に無理だと言った。懇願し、訴えもし、怒ったりもした」と明かした。
連絡を遮断されたというキム・ヨンゴンは、「少し遅れたが、私は体面よりも子供が大事であるという当然の事実を自覚し、息子たちに妊娠の事実を知らせ、心配とは異なり息子たちは新しい命を祝福しながら迎えてくれた。息子の応援を受けて、2021年5月23日から最近まで、相手側と相手の弁護士に“順調な出産と養育の責任を尽くす”という意味を複数回、伝えた」という。
キム・ヨンゴンは「私は相手側の傷の回復と健康的な出産、子育てのために最善を尽くす。もしも法に触れることがあり、責任を取ることがあれば、当然そうする」と強調した。
先立って同日、キム・ヨンゴンは39歳年下の女性Aさんに中絶強要未遂罪で告訴された。婚前妊娠と出産についての立場の違いが、訴訟に発展したという。
2人は2008年のドラマの打ち上げで出会い、約13年間にわたって良い関係を維持したが、去る3月にAさんが妊娠したことを伝えながら葛藤が生じた。キム・ヨンゴンが76歳という年齢もあって出産に反対したが、Aさんは中絶しないと主張し、訴訟へとつながったとされる。
Aさんは「13年間、隠れて会っていたが、お腹のなかの生命まで消せという」とし、「キム・ヨンゴンさんの人生が重要なのと同じく、一人の女性の人生も大切だ。利己的で無責任だ」と訴訟理由を明かした。
なおキム・ヨンゴンは、俳優ハ・ジョンウとチャ・ヒョヌの父親だ。彼は1967年のKBS第7期公開採用タレントとして芸能生活を開始し、最近はtvNの『花よりおじいさん』などに出演し、親しみやすいイメージで注目されていた。
キム・ヨンゴンの立場全文は、以下の通り。
◇
キム・ヨンゴンです。
まず突然の提訴ニュースで心配をおかけして、申し訳ないという言葉からお伝えします。
また、まったく予見できない状態で私と法的紛争に置かれることになり、心に傷を負わせた未来のお母さんと子供にも心から残念に思う心を伝えます。
私は最近まで、相手側に「出産を支援して責任をとる」という意味を複数回、伝えてきたため、今回の出来事が告訴という法的紛争につながることを予想できませんでした。私の不適切な行動のために、祝福を受けなければならないことが歪んでないか、何よりも生まれてくる子供が提訴の事実を知るようになることを考えると、心が限りなく重いです。
相手側とは、ずいぶん前から知っていました。子供たちが独立した後、あいた巣になった家に明るい姿で時々立ち寄り、一人でいるときは私をたくさん手伝ってくれ、この友人に感謝の気持ちがいつもありました。毎日連絡を取り合ったり、顔を見せ合ったりする間ではなかっただが、会うたびにうれしく、お互いを助け合って良好な関係で過ごしました。
私は2021年4月初め、相手から妊娠4週という知らせを聞きました。お互いの未来を約束したり、計画したりしていた状況ではなかったので、喜びよりも驚きと心配が先に立ちました。私の年齢と養育能力、息子たちを見る面目、社会的な視線など、すべてのものが一度に押し寄せてきました。
当時、誰ともこの状況を議論することができなかった私は、相手に私の状況だけを訴えて子供を産むことができないと、現実的に無理だと言いました。懇願し、訴えもし、怒ったりもしました。しかし相手側は命の大切さを強調し、2021年5月21日、自身の弁護士とだけ話をするようにと私との連絡を遮断しました。
少し遅れたが、私は体面よりも子供が大事であるという当然の事実を自覚し、息子たちに妊娠の事実を知らせ、心配とは異なり息子たちは新しい命を祝福しながら迎えてくれました。息子の応援を受けて、2021年5月23日から最近まで、相手側と相手の弁護士に「順調な出産と養育の責任を尽くす」という意味を複数回、伝えました。今は何よりも相手の順調な出産と健康回復、新たに生まれてくる子供の健康が最も重要であることを胸に深く刻んでいます。
しかし私の考えよりも、相手が受けた心の傷が大きかったようです。私の謝罪と心が届かなかったようで、とても残念です。
私は相手側の傷の回復と健康的な出産、子育てのために最善を尽くします。もしも法に触れることがあり、責任を取ることがあれば、当然そうします。
私はどんな痛い叱責も受け入れます。ただし妊娠中の未来のお母さんと産まれてくる子供のために、刺激的な報道やコメントは自制してくれることを切にお願い申し上げます。
状況が整理され次第、再度申し上げます。
申し訳ありませんし、感謝します。
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