Girl’s Dayヘリが語る女優としての強み「仕事熱心で明るい性格!」【インタビュー】

2021年07月26日 話題

K-POPガールズグループGirl’s Day出身のヘリが、tvNドラマ『九尾の狐とキケンな同居』(原題)で初のロマンチックコメディ(以下、ロコ)に挑戦した。ヘリ特有の明るさがドラマ内のキャラクターと調和し、好評を得て有終の美を飾った。

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ヘリは、「“ヘリではないイ・ダム役は考えられない”という反応がありがたかった。初めてのロコだったのでもっと上手にこなしたかった。ただ、撮影に入ると予想よりもはるかに難しかった。どうしたら面白くドキドキさせられるか悩んだ」と感想を語った。

また、撮影については「事前制作のドラマも初めてだったので、すべての撮影を終えてからドラマを見ると、視聴者の立場になったような気がした。私の演技に惜しい部分があった。それでも、記憶を回想させながら見た」と述べた。

(写真=CREATIVE GROUP ing)

ロコは「相手とのコンビネーションが必要」

人気ウェブ漫画を原作とする今回のドラマでは、イ・ダムとヘリの姿がかなり一致する。

ヘリも、「私はウェブ漫画を愛する人なので、元々好きな作品だった。その中でもイ・ダムの姿が格好良く見えた。自分の考えがしっかりしていて素直で、他人に迷惑をかけることが嫌いで、いろいろな部分が私と似ているようで違うキャラクターだった」と述べた。

そして、「だから必ずこのドラマに参加したかった。プレッシャーも大きかったが、原作者がイ・ダムを具現化するとき、私を参考にしたと聞き勇気を出した」と明かした。

ドラマでのシン・ウヨ(演者チャン・ギヨン)とのロコもたくさん愛された。実際でも親しくなった2人の“コンビネーション”が、ドラマにもそのまま溶け込んでいた。

ヘリは、「ロコはやはりコンビネーションだ。コンビネーションを上手く作っていこうという話を撮影前からしていた。6カ月間の撮影で、最初はチャン・ギヨンさんが私を頼ったと言っていたが、後半は体力的にも厳しい部分がかなりあったので、むしろ自分のほうが頼りにしていた」と感謝の気持ちを表した。

(写真=CREATIVE GROUP ing)

未だに深いGirl’s Dayメンバーとの親交

一部では、『九尾の狐とキケンな同居』のイ・ダム役が2015年に放送されたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(以下、応答せよ1988)で演じたドクソン役に似ているという意見もあった。ドクソンはヘリにとって“人生キャラクター”でもあるが、越えなければならない山でもあった。

ヘリは、「『応答せよ1988』が放送されてから6年ほど経ったが、未だに愛してくださり覚えてくださり感謝している」とし、「ドクソンのイメージがついたというよりかは、ドクソンもイ・ダムも私が演じたので全部のキャラクターが私だと思う。ドクソンがたくさん愛されたので、ドクソンとしてのイメージが強いと思う。作品を選ぶとき、今の自分の年齢でできるキャラクターをうまく表現したいという思いが強い」と述べた。

ヘリが演技に持つ情熱が強いだけあり、周りからの応援も熱烈だ。Girl’s Dayでグループ活動を共にしてきたメンバーたちも皆、女優へと転身した。女優となっても頼もしい仲間であり助力者だ。

ヘリは、「メンバー皆が活発に活動をしていて嬉しいし良かった。会うと演技についての話を一番多くする。現場や先輩たちから聞いたり学んだりしたことを共有し、出演した番組や演劇をお互いにモニタリングしたりもする。率直にフィードバックをしてくれる。客観的な反応を知ることができて、さらに頼りになる」とした。

BLACKPINKロゼとの友情も話題だ。ヘリは「ロゼにはありがたく申し訳ない気持ちだけがある。ドラマ撮影をするとき、私が年上であるにも関わらずロゼに愚痴を言うことが多いが、それを全部受け入れてくれる友達だ。先日私が誕生日だったので、わざわざサプライズで地方の現場まで来て祝ってくれた」と明かした。

そして、公開恋愛中の俳優リュ・ジュンヨルについても「欠かさず毎回見てくれて、とても感謝している」と述べた。

(写真=CREATIVE GROUP ing)

“女優イ・ヘリ”の次回作は?

最近では2PMやBrave Girlsのように再ブレイクしたグループのカムバックが相次いでいる。では、Girl’s Day完全体のステージを再び見ることはできないのか。

これについて彼女は、「カムバックの話を詳しくしたことはない。最近のガールズグループを見ながら当時を思い出している。思い出を話せるメンバーがいて幸せ」と笑顔を見せた。

ヘリはアイドル出身の“演技ドル(演技+アイドル)”から始まり、徐々に“女優イ・ヘリ”へと生まれ変わっている。彼女は現場でいつも一生懸命に頑張っているという話が絶えない女優でもある。

彼女は「一生懸命しなければならなかった」とし、「演技以外にも重要だと思うことが多いので、それらにも気を遣えることが私の強みだと思う。自分の口で言うのは恥ずかしいが、現場ではいつも明るく振る舞おうとしている。自分勝手にならないことが大切だ」と語った。

また、「女優としての悩みで、いつももっと頑張りたいという気持ちがある。いつも幸せにしてあげたい。いろいろな共感も差し上げたいし、当然女優としての悩みも多くあるが、どんどん成長する姿もお見せしたい」と付け加えた。

ヘリは早くも次回作が決まり、KBS 2新ドラマ『花が咲いたら月を思い』(原作)の撮影を行っている。ユ・スンホ、ピョン・ウソク、カン・ミナなどと共演する予定だ。

彼女は「今撮っている作品も素材が興味深い。良い俳優陣と共演することが大きな幸せだと思う。期待してほしい」と自信を示した。

最後にヘリは、「『九尾の狐とキケンな同居』は、28歳のイ・ヘリに火をつけた作品だ。良い記憶だけが残っている。またロコに挑戦したい」とし、「女優としての活動は、常に私の新しい悩みと新しい姿を見つけてくれる過程のようだ。応援してくれる視聴者の皆さんに感謝する。幸せだ」と話した。

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