Netflixスタンドアップコメディに韓国の“アドリブの天才”登場!『イ・スグンのヌンチコチ』7月9日から配信スタート

2021年07月08日 テレビ #Netflix

イ・スグンの愉快で機転の利いた語り口が爆発する。

韓国で“アドリブの天才”と呼ばれるコメディアンのイ・スグンが、Netflixと手を組みオリジナルスタンドアップコメディに挑戦する。

『イ・スグンのヌンチコチ』は、25年間誰よりも早い洞察力で競争の激しい芸能界で生き残ることができたイ・スグンのノウハウと、彼の人生を描いたNetflixオリジナルのスタンドアップコメディ。

公開コメディやトークショーなど、さまざまなバラエティ番組で瞬発力と機転を利かせてきたイ・スグンが、今回は1本のマイクを頼りに言葉だけで観客と交流するスタンドアップコメディに挑戦した。

(写真=Netflix)

「空気を読んだ数はほぼ神レベル」

7月7日に行われたオンライン制作発表会で、キム・ジュヒョンPDは「視聴者に面白いコメディショーをお見せしたかった。スグンさんと長い時間たくさん話をした。“幼い頃の写真を見ると、すべての写真で空気を読んでいた”という話が面白かった。“空気を読む”という話で、スグンさんの人生をコメディで表現すると面白そうだったので、楽しく台本を制作できた」と、番組制作秘話を明らかにした。

デビュー25年目にしてで、初のスタンドアップコメディに挑戦したイ・スグン。「競争の激しい芸能界で空気を読みながら生き残ってきた。空気を読んだ数を数えたらほぼ神レベルだ」と口を開いた彼は、「私がやってきた公開コメディとは違う感じなので、ただぶつかってみようという気持ちで臨んだ。学ぶことも多く、楽しさもあった。Netflixがもし空気を読めるのなら、絶対に私を離さないだろう。コロナが終わったら、とてつもなく大きなショーをやってみたい」と語った。

観客の少ないステージはかえってプレッシャーに

イ・スグンは、KBS2『ギャグコンサート』で『高音不可』や『背が高かったら』などのコーナーを相次いでヒットさせると、大人気バラエティ番組『1泊2日』を通じて全国民が愛する代表的なコメディアンとなった。その後も、JTBC『知ってるお兄さん』やtvN『新西遊記』など多数の番組で活躍中だ。心の奥底を刺すサイダーのようなアドリブが、観客との双方向のコミュニケーションが可能なスタンドアップコメディを通じて、さらに輝きを放つものと期待を集めている。

(写真=Netflix)

ただ、新型コロナウイルス感染症の流行によって、多くの観客を前に立てないことは大きなプレッシャーとなったという。

イ・スグンは「実はとてもプレッシャーを感じた。公開コメディを長くやってきたので、観客がいないコメディは考えられなかった」と当時の不安を打ち明けると、「キム・ジュヒョンPDが“兄さんが面白いことは皆知っている。頑張りすぎる必要はない”と言ってくれたおかげで、気を楽にしてできた」と感謝の気持ちを伝えた。

『ケヴィン・ハートの次は何する?』や『エレン・デジェネレス:それ、わかる!』、『エイミー・シューマーのレザー製ですが何か?』など、韓国の視聴者には馴染みの薄いスタンドコメディジャンルを地道に公開してきたNetflixは、去る2018年には『ユ・ビョンジェの言いたいことが言えない』、2019年には『パク・ナレのセクシー注意報』を公開するなど、韓国のスタンドアップコメディジャンルの成長をリードしている。

キム・ジュヒョンPDは、「コメディというジャンルはバラエティでとても重要だと思う。最近はコメディがやりにくい時代になった。題材が難しいというより、ほかの場所でコメディを探さなければならない時代になった」とし、「放送局のコメディ番組がなくなるのは残念だが、ユーチューブなどの新しいプラットフォームでコメディアンたちが新しいものを発掘している。これがコメディの魅力だと思う。コメディは生活と一番密接な関係のバラエティジャンルだ」と強調した。

イ・スグンは「ステージに立つといつも心残りがある。新型コロナウイルス感染症が終息し、多くの方が笑う準備ができたら、私のすべてをステージで披露したい」とし、「今回をきっかけとして、海外でも韓国のコメディを知ってもらえたら嬉しい」と述べた。

(写真=Netflix)

さまざまなジャンルのコンテンツ発掘に力を入れているNetflixがお届けする次期スタンドアップコメディ『イ・スグンのヌンチコチ』は、果たして韓国のお笑い界の活力となるのか。

『イ・スグンのヌンチコチ』は、Netflixで7月9日から配信される。

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