俳優のソン・ジュンギが新型コロナの濃厚接触者として自己隔離に入った中、ソン・ジュンギ主演映画『ボゴタ』(原題)側が公式立場を発表した。
映画『ボゴタ』配給会社のメガボックス中央PLUS Mは7月2日、公式報道資料を通じて「『ボゴタ』は新型コロナを予防するため、防疫と個人の衛生に万全を期し、安全に撮影を進めてきた。ただ最近、出演俳優が外部で感染者と接触した事実が確認され、保健当局の連絡前に自発的に検査を受け、最終的に陰性判定を受けた。該当俳優は直ちに予防的隔離措置に入った」と伝えている。
続いて「スタッフは俳優の感染者に接触したという事実を知ったあと、安全のため当日は撮影を行わず、すべての関係者は先にコロナ検査を受けている。俳優と現場スタッフの健康と安全が維持されると判断される時点まで撮影を止め、新型コロナ拡散防止のために努力する」と付け加えた。
映画『ボゴタ』は、希望を失った人類が“最後の地”として選んだコロンビア・ボゴタを舞台に、より良い人生を求めて奮闘する人々の物語を躍動的に描く物語だ。ソン・ジュンギ、イ・ヒジュン、クォン・ヘヒョの出演で早くも話題になっており、ソン・ジュンギは19歳にボゴタに辿り着いたあと、どん底からボゴタの商業圏を牛耳り、頂点に立つというククヒ役を演じる。
本作は2020年1月にコロンビアでクランクインしたが、新型コロナの影響で3月に撮影が中断されていた。そして去る6月21日に韓国で再クランクインしたものの、コロナによって中断に追い込まれた形だ。
以下、『ボゴタ』側の公式立場全文。
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映画『ボゴタ』は新型コロナを予防するため、防疫と個人の衛生に万全を期し、安全に撮影を行ってきました。
ただ、最近出演した俳優が外部で感染者と接触していたことが確認され、保健当局の連絡前に自主的に検査を受け、最終的に陰性判定を受けました。該当俳優は直ちに予防的隔離措置に入っています。
スタッフは俳優が感染者と接触したという事実を確認したあと、安全のため当日は撮影を行わず、すべての関係者は先にコロナ検査を受けています。
映画『ボゴタ』は、俳優と現場スタッフの健康と安全が維持されると判断される時点まで撮影を止め、新型コロナ拡散防止のために努力します。
制作陣は防疫当局の措置に積極的に協力し、より徹底した準備を行い、安全管理に万全を期して撮影を再開する予定です。
新型コロナによる事態の好転を、心から祈っております。
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