韓国最大手の自動車メーカー「ヒュンダイ(現代)自動車」が、グローバルブランドアンバサダーを務めるBTS(防弾少年団)の特別映像を公開した。
この映像は、ロボットの開発研究を手がけるアメリカの企業「ボストン・ダイナミクス」の買収を記念した映像だという。
ヒュンダイ自動車は6月29日、BTSがボストン・ダイナミクス社の犬型4足歩行ロボット「Spot」と、2足歩行ロボット「Atlas」とともに踊る映像『Welcome to the Family with BTS』を公開したと明らかにした。
ヒュンダイ自動車は今回の映像を通じて、BTSの振り付けをロボットダンスに適用したボストン・ダイナミクス社の技術力を披露。またBTSとロボットのコラボレーションで、まだ馴染みの薄いロボット工学を若者世代に親近感を持たせるという。
今回の映像は、ヒュンダイ自動車とBTSの広告撮影現場に遊びに来たSpotを、子供用の車両が迎えることから始まる。BTSメンバーとSpotが出会い、基本的な動作をお互いに見せて真似する場面が続き、難易度の高いBTSの振り付けを“ロボット犬”Spotが習得する姿が、ボストン・ダイナミクスの優れた技術力を見せてくれる。
ヒュンダイ自動車の関係者は「ボストン・ダイナミクスの買収で、ロボット新事業を本格的に拡大し、顧客に1ランク高い経験を提供する予定」とし、「ロボット工学を広めるため、MZ世代と疎通しながら多様なマーケティング活動を持続的に展開していく予定」と明らかにしている。
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