そのインタビューでパク・ソジュンは、自身の目標を聞く質問に「とても多いが、私は演技者である前に人間です。良い父親、良い夫になりたい」と答えた。
また「妻が仕事なく家庭を見てほしいと思うか」という質問には、「変わらないと思う」とし、「私がそんな環境で育ったため、私の子供も母親の手で育てばいいと考えている」と述べた。
続けて「幼いときに一生の観念が定まるという。愛されなかった子供は成人になってから問題が起きるようだ。対人関係が円満でなかったり、極端にいえば犯罪者になったりする」とし、「私も良い父親になろうと思うが、特に子供の横には母親が必要だ。正答ではないかもしれないが、今の私にはこれが正答だ」と説明した。
そして「守ってあげたくなる女性がいい。背が高いと一人でうまく生きていくようだ。心配になるような女性がいい。そういう方は、どうしてもスリムなタイプが多い」とも話した。
7年も前のインタビューだが、このパク・ソジュンの発言について現在、様々な意見が飛び出している。
一部からは「家父長的で旧時代的な価値観」「ファンのなかには片親もいるのに」「母親や父親が横にいないと子供が犯罪者になるのか」など、否定的な声が上がった。
一方で「自分の理想の家庭について話しただけで問題がない」「自分が母親のおかげで良かったからそうしてあげたいと思って、何がおかしいのか」「働かない、子育てしないと言っているわけでもないのに怒る理由がわからない」と、パク・ソジュンを擁護する声もあった。
なおパク・ソジュンは現在、映画『コンクリートユートピア』(原題)を撮影中だ。
◇パク・ソジュン プロフィール
1988年12月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2011年にB.A.Pヨングクの『I Remember』ミュージックビデオで俳優デビュー。2012年のドラマ『ドリームハイ2』で本格的な演技活動をはじめ、2014年の『魔女の恋愛』で連ドラ初主演を務めた。主な出演作にドラマ『花郎<ファラン>』『サム、マイウェイ ~恋の一発逆転!~』『キム秘書はいったい、なぜ?』、映画『ミッドナイト・ランナー』、『ディヴァイン・フューリー/使者』、『パラサイト 半地下の家族』(カメオ出演)など。2020年からNetflixで配信がスタートした主演ドラマ『梨泰院クラス』は日本でも大きな反響を得た。