単独バラエティも好評のジェジュン、「一番必要で守らなければならないのは」【インタビュー】

2021年06月22日 話題

韓国ではテレビ出演がほとんどない歌手キム・ジェジュンのバラエティ挑戦は、心地良いギャップをプレゼントした。

【写真】ジェジュンとジュンスの“肩寄せ”ツーショット

2003年に東方神起のメンバーとしてデビューしたキム・ジェジュンは、その圧倒的な美男子ぶりで、“ビジュアルショック”というキャッチフレーズと共に活動してきた。一見、クールなイメージもあるが、ライフタイムチャンネルのバラエティ番組『トラベルバディーズ』では、気さくで人間味あふれる魅力で視聴者の視線を集めている。

キム・ジェジュンは『トラベルバディーズ』について、「芸能人が自分一人でできることは、あまりないと思う。事務所のケアやマネージャーの方々がたくさん助けてくれるので、自分でやったことがないからだ。今回の旅行も多くの方々の助けを借りて、うまく終えることができた。今度は一人で旅行ができるかもしれないという自信を作ってくれた番組だった」と、愛情を明らかにした。

「人間キム・ジェジュンを紹介できるだけでも満足」

(写真提供=C-JeSエンターテインメント)

シーズン1でアルゼンチン旅行をしたのとは異なり、シーズン2では新型コロナの影響で韓国国内を旅した。キム・ジェジュンは「韓国にこんなに良い所が多いことを改めて感じた。これまでは井の中の蛙だった」とし、「今回は普段やったことのないことを試すことができ、良い機会だった。自分自身に対して、さらに少し身近な姿を見つけることができた旅だった」と振り返った。

今回の旅行を通じて見せたかった姿は何だろうか。

彼は「旅に出る前は、小さなことにも大きな感動と感謝を感じながら旅しようと考えていたが、想像以上だった」と満足を見せ、「僕はあまりにもテレビに露出されない人だから、最近の若い人は知らないかもしれないし、知っている人も長らく仕事を休んでいたと思うかもしれないが、人間キム・ジェジュンを紹介できるだけでも十分満足し、感謝している」と付け加えた。

バラエティ番組のキム・ジェジュンは率直で、豪快だ。歌手としてステージに立つ姿とはまったく違う。彼は“ビジュアルショック”の修飾語を伝えると顔を赤くし、「僕はそんなに格好良くない。本当にありがたいが、そんな言葉を聞くと本当に恥ずかしい。“ビジュアルショック”は、その当時のヘアスタイルなどが、本当の意味で“ショック”だっただけではないか(笑)」と笑った。

(写真提供=C-JeSエンターテインメント)

東方神起からJYJへ、そしてソロ歌手であり、俳優としても活躍しているキム・ジェジュンだが、その間には大小の苦難もあった。

いつの間にかデビュー18年目に入ったキム・ジェジュンは、「過去には大きくこだわらない。今が重要だと考えている。ただ、昔と違って健康の差を感じている。体をしっかり使わなければと思った。体が一番大切なようだ」と話した。

続いて「紆余曲折が多かった。多くの変化もあった。仕事をしながら生じた事件、家族内で起きたことなど、まだまだ現在進行形だ。答えはまだわからない」と言いながらも、「でも一番必要で守らなければならないのは、人だと思う。残るのは人だ。今後も人をもっと大切にする時間を過ごさなければと感じる」と述べた。

来る7月には、日本で彼の実像の姿を盛り込んだドキュメンタリーが公開される。キム・ジェジュンは、「内容は深くもあり、軽かったりもするはずだ。とても悩んで内的な葛藤が激しい姿も多く含まれている」とし、「家族史や昔のグループの話、以前の所属事務所との話など、今まで話せなかった部分も話している」と伝えた。

(写真提供=C-JeSエンターテインメント)

これまで大変な時期を耐えることができたのは、他でもなく、ファンの存在があったからだ。彼は「今まで一緒に過ごしてくれた方々は、真のバーディーズ(友達)だ。もはや隣で応援してくれることを超えたファンのようだ。僕をお見せできる突破口があるなら、少しでも一生懸命な姿をお見せすることが、応えることになると思う」と語った。

いつの間にか30代半ばを超えたキム・ジェジュンの次のステップは、なんだろうか。最後に彼は、「年齢に合わせて何か変化を与えようと強引になる姿は見せないと思う」とし、「年齢の前の数字が変わっても、心はその時も30代のままのようだ。いつも変わらない感じで頑張る」と付け加えた。

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