Netflixで同時配信中のドラマ『ラケット少年団』(SBS)側が、人種差別描写の疑惑について謝罪した。
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6月14日放送された第5話では、バドミントンの有望株ハン・セユン(演者イ・ジェイン)とコーチ陣がインドネシア・ジャカルタで開催されるバドミントン大会に出場するエピソードが描かれた。
問題のシーンは、試合中にハン・セユンがミスをすると、インドネシアの観客たちがやじを飛ばすシーン。韓国人コーチが「やじを飛ばすなんてマナーが悪い」と不満を漏らし、ペン監督(演者アン・ネサン)が「(そもそも)マナーが良かったらやじなんて飛ばさない」と皮肉るようなセリフもあった。
このシーンに対し、インドネシアの視聴者からは「インドネシアを侮辱した」という非難が殺到している。
SBSの公式SNSが炎上すると、SBS側は「特定の国や選手、人種を侮辱する意図はなかったが、一部シーンによってインドネシアの視聴者に不快感を与えたことについてお詫び申し上げる。今後の演出について格別に気を遣う」と謝罪文を掲載した。
『ラケット少年団』は、バドミントン界の“アイドル”を夢見る少年たちの全国少年体育大会挑戦記で、田舎村で繰り広げられる16歳の少年、少女たちの成長ドラマだ。韓国SBSにて毎週月・火曜22時から放送中。Netflixでも同時配信されている。全16話予定。
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