映画『パラサイト 半地下の家族』で半地下一家の長男を演じた俳優のチェ・ウシクが、ユニセフの「プロミスキャンペーン」に才能寄付(お金ではなく自身が持つ才能を、困っている人や社会に寄付すること)で参加した。
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ユニセフの「プロミスキャンペーン」は、ユニセフ韓国委員会が2016年11月から、危機に瀕した地球上の子どもたちを助けるために始まったキャンペーンで、“子どもたちを守る約束”という意味が込められている。
今回の参加についてチェ・ウシクは、「新型コロナの影響で困難に直面した子どもたちが多いという話を聞き、今回のキャンペーンに参加することになった。全世界の子どもたちのための大切な約束“プロミスキャンペーン”に、より多くの方々に関心を持ってもらいたい」と伝えている。
ユニセフ韓国委員会のイ・ギチョル事務総長は、「忙しいスケジュールにもかかわらず、才能寄付で参加してくださったチェ・ウシクさんに心から感謝する。新型コロナの蔓延により、保健および教育サービスの利用が難しい子どもたちが増え続けている。子どもが健康で幸せに成長できるよう、プロミスキャンペーンに多くの関心と参加をお願いしたい」と述べている。
チェ・ウシクが参加した「プロミスキャンペーン」の映像は、ユニセフ韓国委員会ホームページで確認可能だ。またキャンペーンに新たに加わったサポーターには、子どもたちを守るという固い意志と誓いを象徴する、安全ピンを模した「約束の指輪」が贈呈される。
◇チェ・ウシク プロフィール
1990年3月26日生まれ。幼少期に家族でカナダに移住したため、カナダ国籍を持つ。2010年の大学生時に友人の勧めで俳優を目指すようになり、生活拠点を韓国に戻した。2011年にドラマ『チャクペー相棒ー』でデビューし、以降さまざまな映像作品に出演。2015年には「青龍映画賞」で新人男優賞を受賞している。「第92回アカデミー賞」で4冠に輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』では、貧しい家に生まれた聡明な青年ギウを好演して大きな反響を得た。
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