Netflixでも配信が予定されている韓国SBSの新ドラマ『ラケット少年団』が予告映像を公開し、少年少女たちに訪れる成長期の幕開けを知らせた。
5月31日から韓国で放送されるSBSの新ドラマ『ラケット少年団』は、バドミントン界のアイドルを夢見る“ラケット少年団”の「全国少年体育大会」挑戦記であり、田舎村で繰り広げられる16歳の少年、少女のリアル成長ドラマだ。
人間味あふれる農村を舞台に、夢を追う人々の純粋で温かい視線を通して描かれるシチュエーションコメディ的な楽しさとヒューマンドラマの温かさがふんだんに込められている。
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そして今回、『ラケット少年団』が韓国初のバドミントンドラマとして、新鮮さと愉快さがつまった公式予告映像を公開し、関心を集めている。
この予告映像は、「新しく来られたユン・ヒョンジョンコーチ!」という紹介とともに、物語の舞台となる海南西中学校バドミントン部コーチに赴任したユン・ヒョンジョン(演者キム・サンギョン)が「成績を出します!」と意気込む姿から始まる。
しかし、ペ監督(演者シン・ジョングン)は「人がいない。だから解体するんだよ!」と海南西中学校のバドミントン部の危険な現状を伝え、これに対し部員のイ・ヨンテ(演者キム・ガンフン)が「うちの部、解体するんじゃないですか」と不安な気持ちを隠さなかった。
そして、都会から来たコーチの息子で野球少年のユン・ヘガン(演者タン・ジュンサン)が、「バドミントン大したことないの?」とせせら笑ったのに続き、バドミントン部の部員たちに「俺、俺、ユン・ヘガンだよ!」と大声を出して対峙する場面が登場。
そんなユン・ヘガンに対していきなり「解体危機のバドミントン部を救え!」という命令が下され、野球少年だった彼が急にバドミントン部のユニホーム姿で咆哮するどんでん返しが見られ、好奇心をそそる。プロ野球選手を夢見ていたユン・ヘガンが、解体の危機に直面したバトミントン部の救世主として活躍できるのか、注目を集めている。
本作は、『愛の不時着』で北の兵士、クム・ウンドン役を演じたタン・ジュンサン、『椿の花咲く頃』でピルグ役を演じたキム・ガンフンなど、今まさに旬な若手俳優が躍動。ほかにも、これまでにない新鮮なテーマと、しっかりとしたストーリー、『刑務所のルールブック』を手掛けた脚本家のチョン・ボフン、『被告人』『胸部外科:心臓を盗んだ医師たち』(原題)で繊細な演出力を見せたチョ・ヨングァンPDが集結したことでも話題となっている。
制作会社は「予告映像を通じて、『ラケット少年団』特有の雰囲気を描けるよう努力した」とし、「5月31日に放送される本放送を通じて、さらに興味深いストーリーが展開される。2021年の新たなスポーツドラマの誕生を知らせる『ラケット少年団』に期待してほしい」と伝えた。
『ラケット少年団』は、人気ドラマ『椿の花咲く頃』『青春の記録』『冬のソナタ』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』『太陽を抱く月』など数多くのヒット作を手掛けたPanエンターテインメントが制作している。韓国では5月31日22時に初回が放送され、日本でもNetflixを通じて視聴可能だ。
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